お金がたまってきたな~のタイミングで車検の時期がくる。
東京都国分寺市にある「自家製麺 つけ麺紅葉」をご紹介します。
SNSで有名な焼鳥屋さんで飲み明かした翌日。
――はい、胃には優しく、心にはガツンと来るやつを求めて、僕は自家製麺で知られる『つけ麺 紅葉』へ向かった。
聞けば昼と夜で麺の種類がガラッと変わる二毛作スタイルというじゃないか。
え、そんな攻め方ある? と半信半疑。
店の物語も面白い。
店主は天ぷらの現場をくぐり抜け、伝説的な製麺の名人に学んだあと、試行錯誤で自家製麺とスープの最適解を追い続けてきたそう。
昼はあっさりな清湯つけ麺、夜は創業当初からの看板である濃厚の和風魚介豚骨
――3日かけて仕上げるというつけダレが待っている。
麺の打ち方や配合が違う“約8タイプ”。
太麺・平打ち・細・縮れ…いろいろ選べるって、もうつけ麺紅葉のメニューを眺めるだけで小旅行。
結論から言うと、麺好きはワクワク、僕はうっかりニヤけた。
だって、昼夜で麺が変わるんだよ。そんなの、もう“二度来い”って合図じゃない?(財布は一度で勘弁して…😅)
自家製麺
つけ麺紅葉
@東京都国分寺市
つけ麺紅葉への行き方

国分寺駅北口から歩いておよそ2〜3分。
飲食店がひしめく一角で、武道家 口、立川マシマシや麺創研 紅など、麺好きには誘惑だらけのゾーンだ。
白い和風のれんに「自家製麺 つけ麺 紅葉」の文字がゆらり――ここが目印。
外観は落ち着きのある和テイストで、駅前の賑わいにすっと馴染む。

専用駐車場はないけれど、周辺にコインパーキングは多め。
勢いで停めても金額だけは現実…って自分ツッコミしながら向かった。
つけ麺紅葉のメニュー


【注文方法】
食券制(先払い)
★現金
僕の訪問時の“昼”は清湯系が主役で麺の種類は3本に絞られていた。
夜はまた別の麺が選べるらしく、「夜も行っちゃう?」と悪魔が囁くのを「昨日鳥1匹分食べただろ」と理性で制止。
それにしてもこのバリエーションは「りきどう(岐阜)」以来見たかもな。

太麺・細麺・平打ち・縮れまで食感が変わるから、体験がまるで別モノ。
麺量も並(茹で前約260g)から特大(650g超)まで幅広く、胃袋の気分に合わせて調整OK。
清湯の時間帯には、素材のバランスを意識した「黒トリュフ油そば」も。
豆・ごま・わかめ・野菜・魚・椎茸・いも…いわゆる“まごわやさしい”の考え方を取り込んだ一皿で、ヘルシー志向の人にも刺さりそう。
対して夜は、3日仕込みの和風魚介豚骨で“創業からのつけ麺”。
これが濃厚派の本命だろう。
お店の内観

【席数】
カウンター12席程度
【卓上調味料】
刻みタマネギ
七品目の揚げ玉
特製生姜
紅葉追いダレ
ゆず七味
一味 にんにく、レモン酢
スープ割ボトル(カウンター上)
平日昼を少し外した時間、先客は2人。
建物はやや年季を感じるけど、カウンターのみのコンパクト空間は清潔で、仕切りがしっかり。
まるで”〇蘭”の“味集中”スタイルのように、自分の世界に潜れるね。
壁やカウンターには麺やつけダレのこだわりメモがズラリで、読み切れない情報量に軽く笑った(読む前に麺が来るあるある)。
スタッフは黒系Tシャツの方々で3人体制。
卓上はゆず七味や特製にんにく、七品目の揚げ玉、紅葉の“追いダレ”など、個性派の味変が並んでた( *´艸`)
味玉肉野菜清湯つけ麺(特盛):つけ麺 紅葉

肉と野菜の山、ドン!
つけダレ、丼サイズ!?
中太麺でオーダー。
まず驚くのは“つけダレがまさかのラーメン丼サイズ”というスケール感。
香りは、炒めた野菜の甘みと出汁の余韻がミックスして、鼻先でふわっと弾ける。
どっさり盛られた肉と野菜がつけ汁の表面を覆い尽くし、彩りは賑やか。
遠目からでも“山”とわかるインパクト。
……これ、つけ麺で合ってるよね?(一瞬、汁そばと錯覚)。

豚骨や鶏、豚足、鶏足(モミジ)などの動物系と鰹節、鯖節、焼き飛魚(アゴ)など魚介系を合わせたスープに、さらにキャベツや玉ねぎ、りんごや梨の果実ジュースなどの野菜・果物ジュースを加えたつけダレ。
粘度は抑えめな感じで旨味が詰まっている感じ。
ただし今回は、肉野菜の旨みがしっかり溶け込んで“炒めの香り”が前面へ。
野菜炒めの風味がつけダレに混ざり込み、輪郭が少しぼやける瞬間も。
良く言えばガッツリ系の賑やかさ、悪く言えば主役の清湯が隠れがち。
…バランスって難しいね✋


啜ると“するん”。角の丸い中太麺で、プリっと弾んでからスッと千切れる。
小麦の香りが口の屋根に残り、清湯ならではの軽さと好相性。

刻みタマネギを途中投入すると、甘みがふっと立って後半の飽きをリセット。
さらに麺皿の旨辛ペーストを少量溶かすと、ピリリと輪郭が復活して楽しい。
――こういう“味の寄り道”、つい微笑むやつ。

肉野菜炒めはもやしとキャベツが山盛り。
ネギ、メンマ、豚小間、刻みナルトも顔を出す。
さらにマヨネーズまで入って、もはや“つけダレの原型はどこへ”状態。
クタっと煮えた野菜がスープを吸って、食感は柔らか寄り。
豪快で楽しいけど、清湯の繊細さを求める人はシンプルなつけ麺にすると吉かも💡

味玉は中心がとろり。
温度がふんわり高めで、タレの甘みが黄身のコクにすっと乗る。
レンゲの上で割った瞬間の“とろっ”に、思わず「反則!」と小声でツッコミ。

終盤にひょっこり現れてきたメンマさん。
かなり柔らかめで、味はやや強め。
清湯の壇上で、脇役ながらも“コクのブースター”を担当。
八王子ぐらいからなら特急じゃなくて鈍行乗ればいいかと思っちゃう。
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(“次は夜でリベンジ!”):自家製麺 つけ麺紅葉
今回の一杯は、炒め野菜の風味が前面に出て、つけダレの印象が少し“ごちゃっと”したのは正直なところ。
特盛の満足感は圧倒的だけど、清湯の良さをもっと楽しむなら、シンプルな「清湯つけ麺」がベターかも?
次は“夜の濃厚”で太麺(ここで一番人気らしい)にいきたい。
自家製麺の真ん中にドンと立つ主役感、きっと映えるはず。
ちなみに横浜には「つけ麺 はま紅葉」という支店もあるそうな!
国分寺の紅葉で修業した店主が独立開業したお店で、2017年11月にオープン✨
横浜でもバリエーション豊かな麺の種類で君の胃袋をわしづかみすること間違いなし!!
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味 | 3.5 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
また行きたい度 | 4.0 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:自家製麺 つけ麺紅葉
住所:東京都国分寺市本町2丁目2−15 ビック武蔵野国分寺 105
オープン日:2006年8月4日
facebook:なし
Instgram:なし
X(旧Twitter):つけ麺 紅葉
HP:https://tsukemen-momiji.shopinfo.jp/
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11:15~15:00 17:30~22:30
定休日:月曜日 土曜日夜
最寄駅:JR中央線「国分寺駅」より徒歩3分程度
電話番号:042-326-3201
駐車場:なし
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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