体に縫い付けられてるんだ、ぬいぐるみが着てる服を脱がそうとしたとき。
広島県福山市にある「尾道ラーメン一丁」をご紹介します。
山口の下松で「家族でもいける二郎系」を満喫した翌日、夜は胃をクールダウンして車中泊。
で、下道をのんびり走って広島の福山へ
――この“温度差ツアー”、自分でも何してんの? とツッコミ入れつつ到着だ( *´艸`)
ここで狙ったのが『尾道ラーメン一丁』。
尾道ラーメンといえば、小魚×鶏ガラを土台にしたキレのある醤油スープ、表面に浮かぶ粗挽き背脂、そして平打ち寄りの中細ストレート麺が3本柱。
教科書どおりに見えて、実は湯気の奥に個性が隠れてるのが面白いんだよね~。
中でも一丁も評判は「醤油がグッと濃いめ、背脂がぽこんと主張、しかも熱い」。
食べログでは県内のラーメンランキングでは3本の指に入る超人気店(R7.10月現在)。
聞いただけで口が“スープ待ち”になるやつ。
いや、もう走ってきた甲斐があったかも(笑)
尾道ラーメン一丁
@広島県福山市
尾道ラーメン一丁への行き方

JR福山駅の南口を出て、歩いて2~3分ほどのエリア。
バスロータリーや商業施設が連なる明るい通りで、観光や出張の人も動きやすい。
白と木目を合わせた外観は、駅前の景色にすっとなじむスタイリッシュさ。
思わず「ここ、写真撮っとく?」ってなるやつ。
開店の20分前に着いたら、まさかの先頭。
…調子に乗ってドヤ顔したら、5分前には後ろがズラッと10人以上。
人気の定番店、さすがの吸引力。
並ぶときは店に向かって左隣の店舗とのあいだに列を作る方式。
案内もあるがここ、覚えておくとスマート。
駐車場は用意がないので駅前のコインパーキングを利用しよう(目安は30分100円くらい)💡
尾道ラーメン一丁のメニュー

【注文方法】
食券制(先払い)
★現金
★QRコード決済(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY)
★交通系電子マネー など
一丁のメニューは気持ちいいくらい潔い。
主役はもちろん尾道ラーメン。
チャーシューメンは並・大盛の両方が選べて、“肉増しの幸福”に一直線。
インバウンド向けか英語表記もあり。

さらに日替わりの定食やセットも人気。
ラーメンに唐揚げやライスが付くスタイルで、この日の日替わりはトンカツのコンビ。
餃子は焼きじゃなく“揚げ”という一捻りが面白い。
テイクアウトは容器代を足せばOKなので、近場ならお土産気分で持ち帰るのもアリだ。
お店の内観

【席数】
カウンター23席
【店内BGM】
なし
奥へ伸びる縦長レイアウト。
中央の厨房をぐるっと囲むコの字カウンターのみで、湯気がライブ感を運んでくる。
白と木目を基調にしたすっきりした明るさで、清潔感はしっかり。
卓上調味料

卓上調味料はこしょうのみ。
回転は速いけど、外待ちはほぼ常態。
近隣のスーツ姿の人たちが続々イン、地元に根づいた“いつもの一杯”って感じ。
席間はややタイト。
背筋をスッと。スタッフさんはエプロン姿でテキパキ、声がけも軽やかで気持ちいい。
僕の緊張も背脂みたいに溶けていく(例えが油寄り)。
大盛ラーメン:尾道ラーメン一丁

湯気の向こうに背脂の星屑
丼の中央でネギが鮮やか。
トッピングは必要最小限で、潔さが逆に自信を物語る。
澄んだ醤油色のスープ表面に背脂が点描のように浮き、レンゲを入れた瞬間にラード由来の熱気が“もわっ”。
「オーソドックスに見えて芯は熱い」。
このギャップ、惚れるやつじゃない?

ひと啜りで、醤油の香りがふわっと立ち上がり、鶏ガラの旨みがじゅわっと広がる。
表面は油の層がしっかり。
味は違うけど、本場の札幌で食べたラーメンを思い出すほど保温力が高く、終盤まで温度が落ちない。
粒の大きい背脂がぷるっと舌に触れて、甘みと厚みをプラス。
気づけばレンゲが往復運動、僕の理性は置いてけぼりだ。

入口の暖簾に見えた“井上製麺”の名に納得。
白っぽい中細ストレートで、輪郭くっきり。
噛むとコシがぐいっと跳ね返り、平打ち寄りの面がスープをさらりとまとわせる。
絡みは良好、のびは遅め。
大盛りでもテンポよく進むから、会話が減るのは仕方ない(ごめん、今は麺に集中)。

薄く巻かれたロールチャーシューは、赤身のしっかり感が主役。
脂は控えめで後味が軽い。
噛むとスープの醤油が染みて、旨みがふっと立ち上がる。
「もう一枚いける?」じゃない、“もう一枚いってた”が正解。
手が早いのは背脂のせいです(たぶん)。

メンマは透明感のある茶色。
サイズはやや大きめ、歯ごたえはコリッと快感。
味付けは控えめで、素材の風味がすっと抜ける。
脂の甘みが続いた口の中を軽くリセットしてくれる、名脇役ポジション。
名残り惜しいが広島をもう出ます(´;ω;`)
本日も最後までおいしくいただきました!!
まとめ(熱とコクで、福山時間が進む):尾道ラーメン一丁

アツアツのスープに、輪郭の立った麺。
尾道の文法に、駅前の日常が重なって“また来る理由”ができた。
トッピングはミニマルだから、もっと賑やかにしたい人は定食や揚げ餃子を合わせてもいい。
回転は速いので列があっても意外と進むのも嬉しい。
次はライスも添えて、駅前で“背脂×米”の無限ループに挑むか…いや、やりすぎ注意だって僕。
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味 | 3.5 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 3.5 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:尾道ラーメン一丁
住所:広島県福山市三之丸町3−7
オープン日:1997年12月
facebook:なし
Instgram:尾道ラーメン 一丁
X(旧Twitter):なし
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11:00 – 22:00
定休日:木曜日
最寄駅:JR山陽本線「福山駅」より徒歩3分程度
電話番号:084-928-5280
駐車場:あり
支払い方法:現金・QRコード決済など
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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