見えやすいようにか知らんけど、サッカーのフォーメーションみたいにおつりの小銭置く店員さん逆にありがた迷惑。
静岡県伊東市にある「究極のラーメン 吉田家」をご紹介します。
実は数年前、伊豆旅行の締めにこちらへ寄ろうとして臨休コンボを食らい、大ショックで国道135号を泣きながら北上した僕。
あの日以来、カーナビに「吉田家(ラーメン)」とお気に入り登録し、いつかリベンジすると誓ってきた。
家系ラーメンの中では、“生キャベツを初めて入れた店”だとか“豚骨臭を抑えた究極のバランス型”などの口コミもきかれます。
しかもラーメンデータベース県内家系1位というエビデンス付き。
調べると、長野市の『よし家』や三島の『捲り家』、塩尻の『五十六家』など、吉田家の家系図は予想以上に枝分かれしていて、まるでRPGのスピンオフ作品ラッシュ。
つまり本店 静岡・伊東市の味を知らずして語るのは、スライムを倒さず勇者を名乗るようなもの(笑)
そんな罪悪感も僕の背中を押しました。

吉田家
@静岡県伊東市
吉田家への行き方

最寄りは伊豆急行線・川奈駅で徒歩約18分ほど。
今回は車で来ており、国道135号に出たら、パチンコ店と共用の広々駐車場に赤い看板が入口に見えます。
国道135号からお店入るときの右折が待ち遠しい(笑)
豚骨の香りが風に乗ったらもうゴール目前。
外では家族連れの方など10人以上の待ち客が💦
先に食券を購入してから待ちます。
吉田家のメニュー

【注文・支払い方法】
食券制(先払い)
★現金
券売機のトップに鎮座するのは看板の豚骨醤油。
ほか味噌・塩・魚介油そばも並び、ちょっと迷う。
トッピングはキャベツ・ほうれん草・玉子・チャーシュー増しなど王道を網羅。
他の家系店と同様で麺の硬さ、味の濃さ、油の量が三段階でカスタム可能。
初回は“全部ふつう”で基準を舌にインプットするのがオススメ。
ちなみにビールの文字はなし。
もちろんライスは必須アイテム!
お店の内観

【席数】
カウンター10席程度
テーブル2卓
【店内BGM】
意外にジャズ
白壁と木目のテーブルが醸す老舗感に、カウンターは黒イスのツヤが程よいエイジング。
休日13時は外待ち10名超えで常時満席。
厨房では黒Tの若手2人が鍋を振り、おばちゃんがエプロン姿でテキパキ誘導。
おばちゃんが接客&誘導、若いお兄さんたちが調理の人員体制は「五十六家(長野県)」でもそうだったな~。
卓上調味料

すりおろしにんにく、豆板醤、醤油、酢、ラー油
着席と同時にライスが先行着陸したときは思わずガッツポーズ。
ただこのライスの乗ってる塩漬けのキャベツ、これが個人的にはかなりしょっぱい💦
女性や家族連れも多く、満席だけど初見でも肩の力を抜いて過ごせる空気感ですな。
チャーシューメン(大盛)+たまご+ホウレン草:吉田家

まさに肉とキャベツのグラビア級山盛りだ!
着席2分でチャーシューメンが登場。
丼から漂う豚骨の香りに、湯気がふわっと立ち上って食欲をそそります。
どっぷり入った鶏油がキラキラ輝くスープ。
そして前衛を陣取る生キャベツのインパクトが凄い^^
チャーシュー・海苔に加え、ほうれん草も隠れており、麺どこ?っと探してしまうビジュアル✨

レンゲを沈めると黄金の鶏油がふわりと広がり、舌に届くのは豚骨のコクとキレある醤油の二重奏。
臭みゼロで後味はすっと引くのに、塩気と旨味の余韻だけが長居する。
生キャベツをしっかり浸からせて時間をかけて甘みを溶かすと一気にまろやか。
家系ビギナーにも玄人にも刺さる、中庸こそ究極と教えてくれるスープだ。

中太の平打ち麺はおそらく大橋製麺のもの。
表面が小麦の溶けたトロっとした舌ざわり。
噛めばもっちり反発。
長めの麺をズバッとすすれば鶏油をまとった小麦の香りが鼻を直撃し、思わず笑顔。
スープを含んでもヘタらず、後半までコシを保つタフネスは頼もしすぎる。

チャーシューは赤身主体のやや小ぶりな肩ロース。
噛めば醤油ダレと肉汁がジュワッ。
脂身が控えめだから、濃厚スープと重ねてもくどさ皆無でむしろ旨味ブースター。
ライスを巻けば瞬間的に肉寿司化し、思わず「反則でしょ…」とニヤけること必至。
追加チャーシューも検討したくなる背徳感!

半熟玉子は切り込み済みで食べやすく、黄身は艶めくオレンジ色の濃密テリーヌ。
ねっとりと舌にまとわりつくコクが、スープの塩気を優しく丸め込みます。

名物の生キャベツはザクザク歯切れが爽やかで、濃厚スープの箸休め。
スープに浸してからライスと食べるのが最高のなんのって^^
海苔はちょっと薄目かな。

ほうれん草はややクタ派でスープをたっぷり抱き込み、ライスとの相性最高!
小ライスじゃすぐになくなっちゃいそう💦
伊東市は続くよどこまでも。
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(伊豆家系フラッグシップ):吉田家

はいっ!!ごちそうさまでした~~!!
豚骨臭を抑えつつコクは深いスープ、生キャベツの爽快感、モチモチ麺の三位一体が見事に噛み合い、誰と来ても満足度MAX。
行列があっても外で待つことが可能なのはストレスが少ないですね。
熱海・伊豆エリアで家系ラーメンを探すなら、とりあえず吉田家さんは食べておいて損はないかも^^
午後の中休みに要注意、SNS(特にX)で営業確認を忘れずに。
ライス追加で幸福度爆増よ!!

味 | 4.0 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 4.0 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:吉田家
住所:静岡県伊東市吉田753−3
オープン日:1993年
Instgram:なし
X(旧Twitter):究極のラーメン 吉田家
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11:00〜20:50(ラストオーダー20:20)
定休日:毎週水曜日 第三火曜日
最寄駅:伊豆急行線『川奈駅』から徒歩18分程度
電話番号:0557-45-5475
駐車場:あり
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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