駄菓子屋で食べるブタメンの美味さが異常。
山梨県富士吉田市にある「中華蕎麦 よるのふじ」をご紹介します。
SNSでプレオープンは10月13日、数日後の17日にグランドオープンという“できたてホヤホヤ”だと聞いてワクワク✨
富士吉田市で昭和の香りが残る小路「新世界乾杯通り」に、中華蕎麦 よるのふじが誕生です。
しかも「昼は気軽、夜はしっとり。気分で一杯を選べるスタイル」って、ズルくない?(褒めてる)
しかもしかもお店は「イタリアンかぎしっぽ」と、昭和レトロな店内で人気の「麺喰処じゃジャ旨」のコラボという情報。
なるほど、どことなく雰囲気に“夜の富士山”みたいな落ち着きがあるのはそのせいか。
時はプレオープン初日。
営業が21時から(&25時閉店)という飲み屋街設定に、僕はジムでひと汗かいて罪悪感を薄めてからのラーメン&つけ麺連食作戦を決行。
…え、連食する気満々なの?
まぁそのつもりだけど何か問題でも(小声) 。
“よるのふじのラーメンは東京で流行している“ちゃん系ラーメン”イズムを感じられるとのこと。
食べ終えた感想として結論から言うと肉が主役。
今回富士吉田市で「麺処 麗山」から連続で新店舗誕生と久々に心が静かに震えた😂
さて、深夜ラーメンの口実は整った、行くぜ!!!
中華蕎麦よるのふじ
@山梨県富士吉田市
よるのふじへの行き方

最寄りは富士急行線・月江寺駅(or下吉田駅)から徒歩およそ10分。
西裏通り一帯はどことなく懐かしく、看板や行灯の光が“昭和の映画セット”みたいでつい寄り道しがち。
気を取られて曲がり角を見逃すのは僕だけじゃないはず…たぶん。


「新世界乾杯通り」に入るとスナックだったり飲み屋だったり一気に大人の空気。
お店はホルモン焼肉・ぼんの隣で、かぎしっぽと向かい合わせの位置。
富士山のシルエットが描かれた看板と、入口の「拉麺」と書かれた提灯が目印だ。
あ、駐車場はないのでご注意を。
外には菅野製麺所からの祝花も飾られていて、通りの華やぎに一枚乗っている感じ、ワクワク。
よるのふじのメニュー

【注文方法】
食券制(先払い)
★現金
基本は中華蕎麦とつけ蕎麦の二本立て。
どちらも醤油・塩・煮干し・海老辛から選べる。
はい、初手から悩ませに来るスタイル。
券売機がカラフルで、ついポチりがち…僕はめちゃめちゃポチった笑

麺量の増減や硬さ変更は不可なので、欲張りは肉飯のボタンで調整だ。
ドリンク欄にある「ダルマホール」は、おそらく“サントリーオールドの炭酸割り”。
丸い“だるま”ボトルでおなじみのロングセラーなので、名前からして通りと相性よさそう。
飲んだら帰れなくなるやつ、危険(いい意味)。
お店の内観

【席数】
カウンター8席程度
テーブル5卓程度
【店内BGM】
昭和歌謡曲
夜のオープン直後に到着したら、すでに2組のグループが楽しそうに乾杯中。
やっぱり“しめの時間帯”なんだよね。
横に広い造りで、バー風の高めカウンターが大人っぽい。
それにしても初めて来た「新世界乾杯通り」はスナックや焼肉、小さな酒場が肩を寄せる、まさに楽園じゃないか。
思わず笑った、雰囲気が良すぎる。
卓上調味料

刻みニンニク・一味
こしょう・酢
BGMはじゃジャ旨と同じく昭和歌謡。
美空ひばりさんの「そーれそれそれお祭りだ~!」のフレーズが不意打ちで流れて、僕の心拍数も祭りモード。
店員さんは黒系ユニフォームでキリッ。
提供はプレオープン初日ゆえ少しゆっくり、これもご愛敬。
刻みニンニクが卓上にあるのを見て、明日の予定を一瞬で計算…くぅ、入れたかったぜ!🧄
中華蕎麦 醤油(+増しチャーシュー+ゆで卵): 中華蕎麦 よるのふじ

肉の毛布、反則。
お姉さんが丼下にあるお皿なしで丼だけやさしく差し出してくれて、僕もやさしく「丼、熱いので一緒が安心かも!」とお返し。
お互いニッコリ、ご愛敬タイム完了。
ビジュアルはまるで東京で流行の“ちゃん系”そのもの…いや、それ以上にお肉の面積が広い。
増しチャーシューで丼の表面がほぼ肉。
湯気の向こうから醤油の香りがふわり。
鼻が先に幸せを先取りしてくる。
さらに肉飯が同時着丼。
はい、本日のテーマは“肉尽くし”で間違いなし。
脳の報酬系がベル鳴らした(笑)

ベースが豚清湯のスープ。
そこに鶏のような動物系の旨みも重なったような厚みがあって、口に入れた瞬間“じゅわっ”と甘みが広がる。
醤油はやや甘めで主張強め。
そしてじんわり、でもコクはズドン
油分も多めで、背脂は粒立ち大きめ。
レンゲの上でキラッと光る度に、理性が1ミリずつ削られていく。
「これは昔ながらの中華そばよりこってり寄りじゃん?」というギャップが楽しい。
僕の夜更かし、正当化された^^

縮れ強めの太麺。
ややゴワっとしつつもそこまで太くなくすすりやすさもある。
ウェーブが醤油スープを引き上げて一体感がばっちり✨
おそらく祝い花のあった「菅野製麺所」製のものでしょう^^
東京のちゃん系ラーメンを実際に食べたことはなかったけど、
…これ、ちょっとケンチャンラーメン(山形)のニュアンスを連想するコシ(個人の感想)。
気づいたら麺をワシっと大量に持ち上げていた僕。
「やば、うま…!」と口の中で独り言。
読者のみんなもやるでしょ?(やるよね?)

薄切りバラがどっさり。
しかも切りたてだから縁がしっとり。
スープにひたすと脂が“とろり”。
噛むほどに甘みが増して、思わずライス食べたいスイッチが入る( *´艸`)
チャーシューを箸で持ち上げるたび、丼の中から「まだいるぞ」と次の一片が顔を出す。
嬉しい無限ループ。

ゆで卵はしっかり固め。
スープに沈めて温度を揃えると、黄身がほろっとほどけて醤油の甘みと握手。
半熟じゃないのに物足りなさゼロよん✋

メンマは細め~太めが混ざる不均一カット。
コリッ→シャクッと歯が奏でる二段リズムで、濃いめのスープに休符をつくる。
脇役に徹しつつ、存在感はちゃんと。
スライス薄めの青ネギはシャキッと水々しい。
油の厚みをスッと切ってくれて、口の中がもう一巡できる。
肉飯:中華蕎麦 よるのふじ

そして肉飯。
ラーメンに大盛り設定がないと知った瞬間に押したボタンだが、これが大正解。

甘辛く少しどろっとしたタレが白米に染みて“じゅわっ”。
ラーメンの肉とまた違う印象のチャーシューに米が進むのよ♪
お米はちょうどいい炊き加減でもっちり✨
ラーメンと交互に行くと、幸せの三角食べが完成(笑)
…深夜だからカロリー倍増?
聞こえない聞こえない(‘Д’)
この後団体さんで満席になり、予定していた連食は断念。
再訪は近い!
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(深夜、肉の毛布にくるまれたい):中華蕎麦 よるのふじ

まさに新世界乾杯通りの空気に似合う、大人懐かしい一杯だった。
にんにくを我慢したのが唯一の心残り。
大盛りがないのも悔しいけど、やさしい甘みのスープ、むっちりウェーブ麺、脂身多めのチャーシューに、僕の好みポイントを確実に射抜かれた。
深夜こんなラーメンが食べられる幸せ、結論これはリピート確定っす。
次は西裏通りで一杯やってから“よる活ラーメン”で締めるつもり。
…それ、最高の流れじゃね?!
👇👇県外に行けなくても“お取り寄せ”で!👇👇


味 | 4.5 |
接客・雰囲気 | 5.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 4.5 |
総合 | 4.0 |
店舗情報
店名:中華蕎麦 よるのふじ
住所:山梨県富士吉田市下吉田3丁目12−72
オープン日:2025年10月17日
facebook:なし
Instgram:中華蕎麦よるのふじ
X(旧Twitter):なし
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11:30-14:00/ 21:00-25:00
定休日:日曜日
最寄駅:富士急行線「月江寺駅」より徒歩10分程度
電話番号:070-8466-8857
駐車場:なし
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
コメント