セミ、網戸で鳴いたらもうどうしようもなくなる。
山梨県南巨摩郡南部町にある「なんぶの湯 おんせんカフェ」をご紹介します。
静岡駅でハシゴ酒→貫徹家で深夜ラーメンの自滅コンボをキメた翌朝。
「うわ、胃袋が罪悪感でパンパンだ…」とジムで汗を流し、スッキリ気分で帰路へ──
その帰り道にふと思い出したのが「なんぶの湯」だった。
ph10.3という全国屈指のアルカリ泉で“ツルすべ肌”を狙い撃ち。
しかも館内の おんせんカフェ では、山梨の名水と地元食材で仕立てた “やまなし源水ラーメン” なる新ご当地ラーメンが食べられるらしい。
温泉でリセットして、地産ラーメンでチャージ?
これは行くしかないでしょ!
なんぶの湯
おんせんカフェ
@山梨県南部町
なんぶの湯への行き方

JR身延線 内船駅 から歩いて約5分。
駅を出て真正面をズンズン進めばOK、迷子スキル検定落第な僕でも大丈夫なくらい。
車なら中部横断道 南部IC から7分ほど。
駐車場は150台分と余裕たっぷり。
緑と田園に囲まれ、背後にはゆったり流れる富士川。
2019年の改装で「森の中の温泉」をテーマにしたナチュラルな外観は、まるで“温泉版・北欧ログハウス”だ。

地元民は入館料割引、食事だけなら入館料ゼロ(※読書スペース利用は不可)と聞き、「なんぶ の湯のクーポン探しとく?」 と小声で計算するケチな自分にツッコんでしまう。
え、温泉はどうしたって?!
ラーメンだけ食べに来ましたが何か問題でも✋(笑)
おんせんカフェのメニュー

【注文方法】
食券制(先払い)
★現金
お目当てはもちろん 山梨源水ラーメン。
名水仕込みの澄んだスープに、“花びら” 状に並べた 富士桜ポーク チャーシューが咲き誇る一杯だ。
煮玉子や白髪ねぎの追いトッピングも可能で、カスタム沼にハマりそう。

ほかにも信玄鶏の唐揚げ定食、ブランド豚を使った丼、マグロ山かけ丼と “湯上がり飯” ダイバーシティ。
スイーツ陣営は南部茶プリンや八ヶ岳牛乳ソフト、フロートドリンクまで控え、まさに温泉界のオールスター✨
「全部食べたらカロリー帳消し…にはならんよな?」と自問しつつ、僕は桶ラーメンをポチッ。
お店の内観

施設入口からおんせんカフェの間には人工芝と木目で森を再現した「BOOK LOUNGE」が出現。
ハンモック、テント、ビーズクッション──もうキャンプ?
約8,000冊の漫画&雑誌、もちろん無料Wi-Fi完備でPC作業もOK。
「〆切ここで済ませたら最強では?」 と悪魔が囁く。
照明はやわらかい電球色、スタッフさんも温泉のようにほんわか対応で女性ひとりでも余裕の空気感だ。

食事エリアは畳敷きの大広間とテーブル席のハイブリッド。
足を伸ばしてゴロゴロできる座敷は、平日14時でも10組がマッタリ。
オロポを一気飲みするオバサマ、昼ビールきめるオジサマ達の多幸感よ……うらやま!
富士桜ポークのやまなし源水ラーメン:なんぶの湯おんせんカフェ

桶ラーメンの衝撃!
番号札が鳴り「ピピッ♪」
──呼び出しボタンの意外な電子音にビクッ。
そしていざ受け取ってみたら…うわ、”桶”!?
どんぶりじゃなく、湯桶を模した専用器に入ってて、見た目からして“温泉感”ゴリ押し。
しかもチャーシューが花びらみたいにびっしり。
芸術作品じゃんこれ。

ただ、写真で見た印象より桶はちょっと小さめ。
でも高さはしっかりある。
ほんのり漂うバジル系の優しい香りに、思わず「これ、ほんとにラーメン?」と疑ってしまうよ( *´艸`)

レンゲが刺さらないほど具がギュウギュウ。
慎重に沈めると、クリアな鶏出汁にキラリ浮く黄金オイル!
山梨の名水が織りなす澄み切った味わいは、淡麗だけど旨味強し。
背後から富士の介煮干しのコクが追いかけてきて、二度おいしい。
ブラックペッパーがピリリと締め、汗をかいた体にスーッと染み込む♪

麺は中細ストレート。
全粒粉のようなツブツブが見えて、加水はやや控えめな感じ。
このあっさりスープと合う!
一口すすると、喉ごしの良さとコシが両立。
「家系ばかり食べてる自分の胃に優しい…!」としみじみ思う。

主役は間違いなく、富士桜ポークの花びらチャーシュー。
10枚は優にのってる。
厚みもほどよく、脂がじゅわっと溶けてご飯が欲しくなるやつ。
正直、これ単品で「肉盛り丼」やってほしいレベル。
モチモチの食感、肉の旨味、塩気も絶妙。
「やっぱ主役は俺だ!」と言わんばかりにドヤ顔で鎮座してます。
この内容なら値段も納得。
温泉施設ラーメンのクオリティを軽々超えてきたな…とニヤけちゃう。

一瞬「トマトいる?」と疑いの目を向けたけど、これが意外と合う。
ネギのシャキシャキ食感と彩りもいいアクセントに。
普段、家系とか二郎系のガッツリ系ばかり食べてる自分にも優しい、そんな罪悪感リセットラーメンでした。
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(桶ラーメンで満たされる休日);なんぶの湯 おんせんカフェ

いや~、地元の良いもの使うとやっぱり旨い!と再認識。
美肌の湯でリフレッシュしたあとは、ご当地食材をふんだんに使った“やまなし源水ラーメン”でお腹まで幸せに。
そして、なんぶの湯自体もBOOKラウンジや漫画ゾーンで1日ゴロゴロできちゃうから、ここは温泉・グルメ・読書好きには本気でおすすめ。
……気づけば、次の週末も来てそうな自分がいます(笑)。

味 | 3.5 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 3.5 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:なんぶの湯 おんせんカフェ
住所:山梨県南巨摩郡南部町内船8106‒1
オープン日:
facebook: 森のなかの温泉 なんぶの湯
Instgram:なんぶの湯【公式】
X(旧Twitter):なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:食事処10:00~21:00(L.O.20:00)
定休日:なし?
最寄駅:JR身延線『内船駅』から徒歩5分。
電話番号:0556-64-2434
駐車場:あり
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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