あの名作映画を見てみたけど、思ってたよりしょぼかったなと言われた後の、映画好きなヤツの反論は「あの時代にあれをやったのがすごいんだわ。」
京都府福知山市にある「麺屋 Somie’s(ソミーズ)」をご紹介します。
うおっ、なんだこの店!?
福知山市にある麺屋 Somie’s(ソミーズ)、名前からしてキャッチーよね。
独自の自家製麺や無化調・無酵母エキスのスープが特徴の地元の人気ラーメン店です★
店主さんは地元出身で、昔は古着屋。
奥さん「そのみ」さんの名前をアメリカンにしてSomie’sにしたとか。
もうこの時点でストーリー性ありすぎ。
しかも2013年オープンから受賞歴ゴロゴロ。
食べログ百名店選出数回、2024年には関西ラーメングランプリの頂点だって!?
ここ福知山のラーメンシーンで無双してるじゃん。
今回から僕の新シリーズ「西へ寄り道しながら中国地方遠征」を始動。
最初の1杯は京都側で助走をつける作戦だ。
お店を知ったきっかけは千原ジュニアさんのYouTube。
画面越しに見た“ビロビロの麺”が頭から離れず、気づけばノートに「Somie’s、絶対寄る」と大文字。
こういうメモほど実行が早いのは僕の悪いクセ(でも良いクセかも)。
麺屋 Somie’s
(ソミーズ)
@京都府福知山市
ソミーズへの行き方

JR福知山駅北口からまっすぐ歩いて4〜5分。
商店街の中に突然現れる“古着屋っぽい外観”。
「ラーメン屋どこ!?」って一瞬迷うけど、そこがまたワクワクさせる罠。
「No Ramen No Life!」の文字に「Yes, we agree!!」と心の中で叫んだ。
派手さと渋さが同居していて、正直インスタ映え狙ってるのかと思うくらい。

駐車はちょっとトリッキー。
専用駐車場は土日祝だけ斜め前の砂利に7〜8台。
平日は駅前ロータリーの市営駐車場(1時間無料)が安定かも。
開店前はウェイティングボードでの記帳制とのことだけど、日曜の9時に訪問すると先客ナシ。
店の扉が開いており、券売機で前もって購入ができたよ★
ソミーズのメニュー


【注文方法】
食券制(先払い)
★現金
券売機がまず反則。
カラフルポップで「遊園地のアトラクションかな?」ってくらい楽しい。
千原ジュニアさん曰く「看板は4つ」。
ラインナップは「しお」と「しょうゆ」の地鶏清湯が柱。
「ワンタンメン」で肉汁爆弾を楽しむか、極太麺と鶏×カツオで勝負するSSRか。
どれもキャラ立ちすぎ!


※価格帯はラーメンで1,400円前後〜。
福知山で“安いランチ”を探す人には別軸だけど、満足度で殴ってくるタイプだ。
僕は“映像で刺さったやつは現地で追体験する派”。
というわけで千原ジュニアさんが頼んでいたSSRへ一直線。
お店の内観

【席数】
カウンター10席
テーブル2卓
【店内BGM】
アメリカンな音楽
入った瞬間にアメリカンポップが炸裂。
1950〜60年代のビンテージ雑貨やカップ、ロックポスターが壁をジャック。
BGMは爆音の洋楽で「ここは福知山のカリフォルニア?」ってなる。
座席はこぢんまり。
でも温かい。
家族経営の空気感がいい意味で伝わってきて、ロックな外見とのギャップが心地いい。
派手だけど居心地はやさしい。
うーん、ツンデレ店内。

そして店主さん。
金髪の刈り上げにビビッドなシャツ。
完全に映画のキャラ。
ここまでスタイル貫かれると逆に気持ちいい。
個性強すぎて忘れられん✋
スーパースペシャルラーメン(SSR):麺屋 Somie’s

青い丼に、祭りが咲いた。
撮影OKか尋ねると「ありがとうございます」とすぐ返ってくる。
名店は所作がスマート。
丼は青の文様がすっと映えて、湯気の向こうで背脂がきらり。
香りは地鶏のコクに魚の骨格が合わさり、鼻の奥で合唱している。
盛りは豪華、インパクト大。
味玉や青ネギ、短めで太いメンマ、
ビロッと幅広い“一反麺”、肉々しいワンタン、焼きとレアのダブルチャーシュー。
期待メーター振り切れ。
……見た目だけで米がいけそう(いやラーメン食べよう)。

塩を土台に、地鶏のうま味とカツオ系の香りがレイヤーを作る二重奏。
調味油はしっとり多めで、口あたりはまろやか、後ろから鰹のだし感がじわじわ追ってくる。
舌の上で情報量が増えるのに、雑味は来ない。
そして無化調でここまで厚みを出すのかと、レンゲを置く手が1秒遅れるよ。
飲むたびに「これ本当に化学調味料ゼロ!?」って頭の中で叫んでる僕。
いや、もう化学より科学的にすごい。

SSRの真骨頂、ビロビロの自家製麺!
もち小麦の粘りが効いてて、見た目は「デロデロ大丈夫か?」って思った瞬間、噛んだら“グムッ”と弾力。
これ完全にモチ系グミ食感、クセになる。
スープを抱えて口の中で踊る感覚は中毒レベル。
唯一の欠点は大盛り不可なこと。
いやこれ「また来い」っていう店からのラブコールでしょ、ズルい!


焼きとレアのダブルチャーシュー。
厚切りのほうは脂が“じゅんわり爆弾”、レアはしっとりして旨みダイレクト。
さらにスープに浮いた背脂。
ぷちぷちコリッと弾ける感じが楽しくて、スープの中で宝探ししてる気分。
背脂で遊んじゃうの、僕だけじゃないはず😂

ワンタンがでかい!
餡がみっしりで口に入れるとチュルン→ムチッ→肉汁じわっ、の三段変化。
皮厚めでチュルンッと入って、噛めば肉汁じゅわわ。
てるてる坊主感あってちょっとかわいい。


メンマは太め短めで甘めに味付け。
タレがしみしみで、ビール欲を加速させる危険トッピング。
これ単品でつまみたい、いや絶対つまむ。
青ネギでお口の中をリセット、一反麺でさらに豪快。
バランスがカオスなんだけど奇跡的にまとまってる。
レアステーキ:麺屋 Somie’s


肩ロースの低温調理によるレアチャーシューで、しっとり柔らかく肉の旨みがしっかり感じられるのが特徴。
炭の香りがふんわり残り、ラーメンの合間に挟むと幸福度が跳ね上がる。
こういう余白のうまさ、ずるい。
“おつまみ”としても優秀✨
そして、ついに初めての山陰地方へ!
本日も最後までおいしくいただきました!!
まとめ(SSRは福知山のご褒美ラーメン!):麺屋 Somie’s

今年食べた中でトップクラス。
いや、今のところ僕の年内ベスト。
青い丼のインパクトに始まり、無化調の厚みある塩スープ、ビロビロ麺のグミ弾力、肉の二刀流まで全部が記憶に残る。
外観も中身も“ソミーズはソミーズ”という個性で貫かれていた。
接客は気持ちよく、過不足なし。
福知山でラーメンを1杯だけ選ぶなら、ここは強い候補。
ランチを“安さ”で選ぶ日もあるけど、ここは値段以上の満足で押し切ってくるタイプだ。
次は行列覚悟で、またSSR。
——そう思わせた時点で勝ちでしょ?(僕の胃袋、また準備よろしく)

味 | 5.0 |
接客・雰囲気 | 5.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 5.0 |
総合 | 4.5 |
店舗情報
店名:麺屋 Somie’s(ソミーズ)
住所:京都府福知山市駅前町24
オープン日:2013年10月30日
facebook:なし
Instgram:麺屋ソミーズ
X(旧Twitter):麺屋ソミーズ
HP:https://ameblo.jp/simpleman1963/
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11:00 – 13:45
定休日:火水木
最寄駅:JR山陰本線「福知山」駅から徒歩5分
電話番号:0773-23-5551
駐車場:あり(土日のみ)
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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