「スケボーって移動手段としてすごい便利で~♪」ウソつけ!
高知県高知市にある「鶏と魚」をご紹介します。
高知遠征スタート!
昨日の深夜、ハンドルを握りしめ片道ウン百キロを爆走。
「はるばる高知へ来たけど、まずは何食べる?」
――答えは高知市の中心商店街・帯屋町の外れで平日にすら行列を生む一軒、『鶏と魚』だった✨
店名はシンプル。
看板に偽りなく、主役は地鶏と煮干し。
店主いわく「地鶏と魚の自然な美味しさをそのまま届けたい」。
その言葉どおり、地元の土佐ジロー・ごめんケンカシャモ・はちきん地鶏を贅沢に重ねた出汁を使用、そして煮干しにもこだわりあり。
さらに東京の超人気店「饗 くろ㐂」から初めて独立された店主さんのお店と聞いたら行かないわけない( *´艸`)
車移動の疲労を吹き飛ばす一杯に出会えるか?
答え合わせ、いざ!

鶏と魚
@高知県高知市
鶏と魚への行き方

とさでん交通「大橋通」駅から徒歩1分。
帯屋町アーケードを抜け、ひろめ市場の賑わいを背にして横断歩道を渡ったら、もう視界に入る距離感だ。
中心市街地ど真ん中だけあって、周りは商店&飲食店がぎゅうぎゅう。
目印は、白基調の外観にガラス扉&大きな窓。
入口横にはメニュー表&営業時間の貼り紙があるので、ビギナーでも心理的ハードルはゼロ。
ただし油断禁物。
平日だろうが開店前だろうが、行列が伸びる可能性ある人気店。
店前にはナチュラルに列を整える案内板が設置され、並ぶ人々が“動く看板”状態になることも。

控えめながらも光を拾う木枠の看板に「鶏と魚」の4文字が刻まれ、「シンプル is ベスト」の説得力がエグい。
なお、車勢は周辺のコインパーキングへ。
30分200円前後と都会基準では破格なので、遠征組でもお財布が泣かない。
雑踏の中でも落ち着いた佇まいで町並みに溶け込んでるね💡
鶏と魚のメニュー

【注文・支払い方法】
食券制(先払い)
★現金
入口すぐの券売機には、「地鶏醤油」「地鶏塩」「煮干しょうゆ」の王道三銃士がドン!
そこに季節限定「味噌SOBA」や「背脂醤油」「冷やし麺」などが入れ替わり立ち替わり。
思わず「優等生も個性派もいるのかよ!」と叫びそうになるラインナップだ。
スープの骨格を担うのは 土佐ジロー・ごめんケンカシャモ・はちきん地鶏。
魚介は煮干しがメイン。

僕は「全部ください」と言いたい衝動を抑えつつ、券売機の前でフリーズ。
結果、誰かが言った「初見は左上の法則」にしたがうことに。
なお、細麺か手もみ麺が選択可能。(替え玉も頼みたかったのは内緒)
お店の内観

【席数】
カウンター4席
2人掛けテーブル3卓
【店内BGM】
洋楽
白壁と木のカウンターがつくるカフェ風の空気感。
「ラーメン屋=男臭い」という固定観念はここで捨ててほしい。
厨房では黒キャップの女性スタッフと店主さんの2オペ。
黒×黒×黒のユニフォームが妙にクールで「私服でも着たい」と思ったのは秘密。
壁には修行先である“饗くろ㐂”、東京の “せたが屋”&“中華ソバ伊吹”、大阪の“ストライク軒”、“小麦そば池(長野)” といった名店のカード等が並び、麺ヲタの血圧が2段階アップ。


それでも客席は14時前でもほぼ満席。
ラーメン待ちの間、ふと右手を見ると全国の塩がズラリ。
「何種類あるんだコレ?」と数えているうちに着丼するので注意だ。
特製地鶏醤油:鶏と魚

黄金醤湯に肉踊る、
眼福まちがいなし!
まず丼を見下ろした瞬間、琥珀色のスープが綺麗に見える。
中央にはネギ、その周りを豚&鶏チャーシューが覆う。
ワンタンと味玉。
湯気がふわりと鼻をくすぐり、思考が一瞬停止。
「ここ高知だよね? 銀座の割烹じゃないよね?」とセルフ確認。

ベースは土佐ジローを筆頭に3種の地鶏をブレンド。
丸鶏系の甘みが広がった直後、ブラックペッパー系のキレが「ピリリ」と奇襲!
調味油が表面を艶やかにコーティングし、レンゲを動かすたびに香りの輪が拡散する。
ひと口ごとに「また戻ってきちゃった」とレンゲを置けない無限ループ発生。

もち姫を使用して作られた手もみ麺は縮れ&平打ち。
噛むほどモチッと押し返すギャップにドハマり。
表面がツルンとしているせいか、スープの油膜をまとう姿が妖艶すぎる。
大盛りを頼まなかった過去の自分に喝!
替え玉を頼むか3秒悩んだ。


豚モモチャーシューは円盤状のビッグサイズ。
バラチャーシューは持ち上げるとホロッと繊維がほぐれ、「落ちる落ちる!」とプチパニック。
逆にトロける系で、油がスープへ旨味投下。
鶏むねは低温調理でしっとり、しかも独特のハーブ感が後を引く。
昨晩の出発前に地元山梨で肉増しした二郎系を食べた僕には「肉、もう一枚ください」と言いたくなるバランスだ。


もちもちとした皮がたまらないワンタン。
中の餡が少しシャキッとして美味い。
味玉は割ると ねっとり半熟黄身 がトロッ。
白身はプリッと輪郭がくっきりで、タレの塩味と黄身のコクが同時に攻めてくる。
「黄身だけご飯にのせても成立するやつやん!」と脳内実況。

極太の穂先メンマ が2本。
ザクッ → シュワッと繊維がほどけ、甘辛タレとスープが混ざり合って“えも言われぬ旨さ”。
丼中央に添えられた「九条ネギ」は香り高く小粋なアクセント✨
地鶏あぶら飯:鶏と魚

地鶏あぶら飯 は背脂&ブラックペッパーのパンチが炸裂。
底に潜む甘辛チャーシューがライス泥棒で、「ラーメン完食後でも胃袋に居場所作りますけど?」状態。
スープをかければ一撃必殺。
ここまで来たならとこの後はひろめ市場へ、、、。
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(〆に寄り道、麺天国。):鶏と魚

はいっ!!ごちそうさまでした~~!!
洋風カフェかと思わせといて、出てくるのは地鶏×煮干しの二刀流の超本格派。
ひろめ市場で飲んだあと、ラーメン百名店レベルの一杯が徒歩圏内なんて反則だろう?
しかも 土曜は鴨出汁専門の「らぁ麺屋 鴨」に変身。
――というワケで、次回は土曜日に標準を定めておこう!

味 | 4.0 |
接客・雰囲気 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 4.0 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:鶏と魚
住所:高知県高知市本町3丁目2−48 鍋島ビル 1F
オープン日:2018年7月1日
Instgram:なし
X(旧Twitter):鶏と魚
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:(火.水.金.土)11:15〜14:15 18:00〜20:00(木.日)11:15〜14:15
定休日:上記参照
最寄駅:土佐電鉄伊野線『大橋通駅』から徒歩1分
電話番号:不明
駐車場:なし
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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