10年以上前は吉野家の牛丼が280円だったという衝撃、、、。
山梨県甲府市にある「中華そば わだ屋 甲府昭和分店」をご紹介します。
地元の老舗豆腐屋である「山久食品」が醤油ラーメンをはじめとした独自のメニューをセルフ形式で提供するわだ屋さん。
なんとこちら7月16日、甲府に新たに3号店ができたそうな🎉。
…と言っても、オープン形態はちょっと変わっていて、名目は“半開き”。
8月も“仮開き”扱いらしい。
なんだそのゆるいネーミング(笑)と思いつつも、逆に好感持てた。
ほかの店舗と同じく、ランチのみ&〇亀製麺的セルフ式。
なのに「ここでは新潟の生姜醤油ラーメンが食べられるらしい」と聞けば、そりゃ気になるじゃないですか!?
しかもまだ暑さ真っ盛りの8月上旬、店舗の看板が付いたとの情報をキャッチ。
…これ、今行かないと一生後悔するやつ?と思い立ち、さっそく突撃してきました💨
中華そば わだ屋
甲府昭和分店
@山梨県甲府市
わだ屋 甲府昭和分店への行き方

最寄りはJR身延線の国母駅で徒歩20分ほど。
国道20号側から“ゲームパニック”と“びっくりドンキー”の建物裏へ回り込むと見つかる。
以前は「紅蘭」という中華の店があった場所で、少し裏手に入るぶん初見だと通過しがち。
青い意匠の看板と、入口に掛かるおなじみの“わだ屋の暖簾”が答えだ。
――看板の前で立ち止まりがちなのは僕だけ?( *´艸`)


駐車場は10台以上完備。
駐車場の奥が入口なのがポイント💡
わだ屋 甲府昭和分店のメニュー

【注文方法】
食券制(先払い)
★現金
柱となるのは4系統。
醤油と塩の中華そば、つけて楽しむ“ざる”、香味を効かせた油そばなどなど。
ラインナップはまだ調整中とのことで、今後も表情が変わりそうね✋

さらに“本日のご飯もの”が4種ほど登場し、「キムチのっけ飯」みたいな遊び心も。
それにしてもオープン間もなくでこのバリエーションの豊富さには本気を感じる!

流れは他の和田屋(本店・別店)と同じ。
券売機で食券→カウンターで受け取り→好みの席へ。
受け取り口にある刻みねぎは好きなだけとってよし◎
受け取り口の背面にはニンニクと豆板醤、さらにライスと漬物まで用意されてた✨
セルフ台の前で“どこまで盛るか会議”が開催されるやつ。
僕はだいたい満場一致で乗せすぎる(反省)。
お店の内観

【席数】
カウンター10席以上
テーブル10卓以上
【店内BGM】
少し前のJ-POP
入ってすぐに感じたのは「わだ屋本店そっくりだな」という安心感。
木目が前面に出た温かい雰囲気で、天井からの照明も優しい✨
ただしこちらの分店はひと回り広く、テーブル席多めで家族連れも構えずに入れそうよ。

入口にはこんな張り紙も。
見る限り10月にグランドオープンかな??
9月までは「メニュー不確定」・「味は日替わり」・「日祝 平日不定休」、そして「期待しないでください」の文字。
なお、注文口付近にある暖簾にはかなりユーモアな絵が描かれていた。
あえてそれはここでは伏せておく。
実際に足を運んで目の当たりにしてほしい(笑)
卓上調味料

ブラック&ホワイトペッパー
一味唐辛子
酢
よく見るとチャイルドチェアまで完備。
子連れにもやさしい。
広い店内だけど、ところどころにお冷のピッチャーが置かれてました。
特製 正油 中華そば:わだ屋 甲府昭和分店

湯気に生姜、先制パンチ。
オープンキッチンだから調理の一挙手一投足が見える。
丼にスープが注がれた瞬間、ふわりと立つ生姜の香りに鼻が先に着丼。
そこで確信、「これは他の二店と方向が違う」。
見た目は王道の醤油顔なのに、香りのベクトルがぐっと違う。
――ギャップ萌え、ラーメンにもあるんだなw
そして器の縁に書かれた“わだ屋分店”の文字が、なぜか誇らしげ。

口当たりは軽やか、のちに生姜がスッと通り道を作る。
動物系の厚みがありつつ、野菜の旨みが丸く支えるから“刺激だけ”で終わらない。
表層の香味油がコクを後押しして、思わずレンゲが往復運動。
気づけば減ってる、いや誰が飲んだ? 僕だわ。

縦長のテボで茹で上がる中太ストレート。
断面は角の立ちすぎない丸みがあり、つるりと入ってからプツッと歯切れる。
弾力は控えめにもっちり寄りで、生姜の風味をまとって上がってくる感じ。
噛むとぐいっと跳ね返すコシがたまらない( *´艸`)

大判の豚チャーシューがどん、とワンカット。
体感で8mm前後か、しっかり肉厚。
正直、これは券売機の「肉増し」ボタンに手が伸びるやつ。

味玉は白身がきゅっと締まり、黄身はねっとり濃厚。
スープをひとさじ含ませてから食べると、甘みがぐっと前へ。
半分で止めようと思ったのに、気づいたら消えていた。
ミステリー解決、犯人は僕です。

メンマはコリッと始まり、ザクッと終わる歯ごたえ。
出汁の香りがしっかり乗って、合いの手の仕事がうまい。
サイズは標準ながら“存在感は中堅どころの四番”よ。

青菜(ほうれん草?)はくたっと優しい仕上がりで、スープの生姜と手を取り合う。
海苔は薄めで香りは穏やか、代わりにスープをよく吸って口内でじゅわっと解けるね。
麻婆丼:わだ屋 甲府昭和分店

わだ屋の母体は豆腐を取り扱う“山久食品”。
せっかくならばと4つのご飯ものからこちらをチョイス✨
セルフ台の浅めの皿にライスをよそい、店員さんに渡すと餡をたっぷり掛けてくれる方式だ。
某横浜系のセルフ丼っぽいノリで、盛る量は自己責任(おかわり不可/盛りは自由)。

餡はとろみ強めで、辛味が舌に絡んで離れない。
“山久の豆腐”を思わせるふんわり食感が、ピリ辛の餡と相性抜群。
スープと交互に行くと幸福がループする。
ネギや漬物をちょい足しして味変、これがまたズルい。
……結論、炭水化物は正義😋
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(生姜で“わだ屋の第三形態”):中華そば わだ屋 甲府昭和分店

わだ屋の3つの店で味の方向を変えてくるのが実に面白い。
山梨で生姜醤油を堂々と打ち出す店は多くないし、ご飯ものの幅が広いのも通いたくなる理由。
安定感のある旨さに“新しさ”を足してきた印象だ✋
個人的には夜営業が始まったら歓喜。
そうすれば和田屋のラーメンの懐をもう一歩広げる存在になりそう。
次は塩で再訪、ってもう言ってる時点で負け。
財布の負け。(でも勝ち試合)

味 | 3.5 |
接客・雰囲気 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 4.0 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:中華そば わだ屋 甲府昭和分店
住所:山梨県甲府市国母5丁目20−20
オープン日:2025年7月16日
Instgram:中華そば わだ屋
X(旧Twitter):なし
HP(公式ブログ):なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11:00〜14:00頃(スープ切れで終了)
定休日:不定休
最寄駅:国母駅より徒歩20分程度
電話番号:未定
駐車場:あり
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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