手りゅう弾のピンを抜くときと新品のポン酢開けるときの音同じ。
滋賀県守山市にある「秀吉家」をご紹介します。
遠征のラストは“勝ち確”で終わりたい。
そんな僕が選んだのは、2012年から続く本格派の家系ラーメンだ。
濃厚なのに鼻につく匂いがなく、豚骨醤油がスッと喉を滑るというウワサ。
ちなみに店名は「ひでよし」じゃなくて「しゅうきち」家って読むの後で知った🤣
店主は横浜の名門・六角家で修業したと調べて判明。
本場同様に麺のゆで加減や味の濃さ、油の量まで自分好みに組み立てられる“オーダーメイド仕様”で、家系ファンの心をガッと掴んでいる。
県外から食べに来る人も多く、人気の理由に納得でしょう。
今回の滋賀遠征の締め。
まだ昼に食べたラーメンが胃の中で主張してたけど、ジムで汗を絞って無理やり空きスペースを確保。
だって遠征最後を飾るのはこの店しかないでしょ!
横浜家系らーめん
秀吉家
@滋賀県守山市
秀吉家への行き方

JR守山駅の東口からダッシュで5分。
信号「守山駅東口」を右折すれば白い看板に黄色い屋根のお店が右手に見えるはず。
深夜10時過ぎにも関わらず行列がすごいですな( *´艸`)
駐車場

駐車は店舗のまわりに用意された区画を使うスタイル。
台数が4台と限られるので、空きを見つけたら素早く切り返してキュッと入庫。
周辺は車の出入りが多い時間帯もあるから、安全確認はしっかりどうぞ(僕は一周してからスッと差し込み成功)✨
ちなみに近隣のコインパーキング利用すればトッピングサービスがあるとか(駐車券必須)。

混んでいる時は店舗となりの待合スペースへ。
テレビや漫画が置かれていて、行列の伸びに対して受け皿が広い。
僕が訪れたときは若い男子〜おじさんまで男だらけ。
女子、むしろカモン。
秀吉家のメニュー

【注文方法】
食券制(先払い)
★現金
家系の王道を大切にしつつ、まぜそば、つけ麺、餃子まで並んでる。
麺量はミニ(0.5玉)/並(1玉=160g)/中(1.5玉)/大(2玉=320g)から。
連食の僕には細かい調節がありがたい。
追加トッピングのチャーシューはシングル/ダブル/トリプルまで増量OK。
薄切り大判が丼のカーブに沿ってドーン——この絵面、インスタ民は黙っていられないはず。


平日ランチはライス付きサービスもあって財布にも優しい。
さらにはランチ餃子が150円。
強い、強すぎる。
お店の内観

【席数】
カウンター8席
テーブル1卓
【店内BGM】
入口にテレビあり
扉を開けた瞬間「お、東京?」って錯覚するくらいコンパクト。
カウンターがメインで奥にちょこっとテーブル。
席間はギュッと近いから、僕は無意識にずっと脇を締めてた。
ジムで鍛えた内転筋が役立つ日が来るとは。
卓上調味料

ごま、ブラックペッパー、こしょう、ふりかけ?、
酢、醤油、紅生姜、豆板醤、
すりおろしニンニク、ラー油
昆布
黒キャップのスタッフがキビキビ動き、若い女性スタッフの元気な声が飛び交う。
湯切りの音、盛り付けの手際、仕上げの油……全部がライブ演奏みたいに響いてテンション上がる。
客層は学生っぽい若者から中年男性まで幅広い。
卓上の調味料が整列してるあたり几帳面さが伝わってくる💡
ラーメン(チャーシューW+玉子+キャベツ):秀吉家

野菜の山!海苔の壁!
まさにド迫力。
着席から6分ほどで到着。
青磁色の器は家系マニアがニヤつくクラシックさ。
キャベツは「増し」にすると山の形がハッキリして、ほうれん草の深い緑、白ネギの輪、海苔の黒がコントラストを作ってる。
湯気の向こうから豚骨のコクと鶏油の甘い香り。
レンゲを持つ前から美味いってわかるやつよコレ✋

秀吉家は味が薄目とのネット情報に“味濃いめ”を選択してレンゲをズズッ。
……おおっ、醤油のキレがガツン!
そのあとから豚骨の旨みがじわ〜っと追いかけてくる。
デフォでもそれなりの濃度と思われます✋
鶏油はクドさ皆無で香りだけが心地よい。
トロみは控えめだから口当たりは軽やか。
でも決して薄いわけじゃない。
これは豚骨と醤油のバランスがいいね。
深夜に食べても罪悪感より背徳感が勝つやつ。

短めで波打つ中太平打ち麺。
ズルッと持ち上げると、縮れがスープをがっちりキャッチして離さない。
噛むとモチモチで、反発する弾力。
製麺は関東の家系店で多く利用される「酒井製麺」。
今回は並盛で控えたけど、320gの大盛はガチで戦闘力高そう。
次は空腹全開で挑戦したい!

肩ロースチャーシューがデカい!
Wで3枚入ってて、丼のカーブに沿って豪快に配置される。
厚みがあるのに柔らかく、噛むとホロホロ崩れる。
脂身控えめだから食べ疲れしない。
海苔で巻いてご飯にオンすれば即席肉寿司。
これは完全に反則技⚡

味玉は半熟よりちょいネットリ。
黄身はとろける一歩手前で舌にまとわりつく。
濃いめスープの塩気を、黄身のまろやかさが優しく中和。

キャベツは軽い湯通しでシャキッ。
芯のコリッとした歯ざわりが油の甘みを整えてくれる。
静岡の吉田家を思い出す“キャベツ乗せ”で、夜中でも罪悪感がゆるむのがズルい。
ほうれん草はややクタッと仕上げ。
ご飯にも合いそうよ(^^♪

スープを吸ったところを白めしにのせ、海苔で巻いてパクリ
——小さな幸せ、ここに完成。
海苔は腰があり、ひたしても崩れにくい。
最後まで戦える名わき役( *´艸`)
これにて遠征終了!!??
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(滋賀で唯一?本格的家系):秀吉家

ついやってしまう“丼をカウンターに上げる”動作、ここではNG。
店内がタイトだからこそ、落下リスクを避けるためのローカルルールだ。
味の印象は、豚出汁と醤油のバランスが非常にフラット。
キャベツを合わせる構成や全体のトーンは、個人的には静岡の吉田家に近い雰囲気を感じた。
餃子やビールも楽しめるけれど、基本は回転重視。
長居して語らうより、サクッと食べて「よかった!」と外に出るタイプ。
ただし接客は明るく、アットホームな温度はしっかりある。
店主の日常の一杯が、遠征民にはごほうび。
滋賀で家系が恋しくなったら、まずここを候補に入れておけば間違いナッシング★

味 | 4.5 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 4.0 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:横浜家系らーめん 秀吉家
住所:滋賀県守山市勝部5丁目3−38
オープン日:2012年9月9日
facebook: 横浜家系らーめん 秀吉家
Instgram:なし
X(旧Twitter):秀吉家
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:ランチ 11:30〜15:00 、ディナー 17:00〜23:00(日曜は21時)
定休日:月曜 臨時休業などは店内で告知
最寄駅:JR東海道本線「守山」駅から徒歩5分
電話番号:077-583-2002
駐車場:あり
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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