どうも!
りょう(:@itolog110)です!!
加害者側、被害者ぶる。
大阪府寝屋川市にある「ラーメン荘歴史を刻め 寝屋川店」をご紹介します。
新年早々、私は己の胃袋に問いかけていた。
「おまえ、まだいけるか?」と。
大阪遠征3日目、すでに「丈六」でブラックなラーメンをキメ、なんばグランド花月で漫才に腹を抱えて笑ったその帰り道。
ふとスマホで「寝屋川 二郎系ラーメン」と検索したところ、目に飛び込んできたのがこのお店──「ラーメン荘 歴史を刻め 寝屋川店」。
そもそも「歴史を刻め」とは何なのか。
歴史を勉強し直すのか? と一瞬思ったが、安心してほしい。
これは、いわゆる二郎系インスパイアの人気グループであり、「刻む」のは歴史ではなくニンニクだ。たぶん。
この寝屋川店は2019年にオープンしたそうな。
代表の藤原さんいわく「寝屋川にラーメン店が少なく、地域を盛り上げたい」という思いで出店を決意したらしい。
で、さらに面白いのが店長の嶌さん。
なんとこの方、元・下新庄本店の常連だったのに、いつの間にか社員になり、指導力を評価されて店長にまで上り詰めたというのだから、まさに“食う者から作る者へ”の転身。すごい( ゚Д゚)
そして僕は、新年二発目の「歴史を刻む」に向けて、寝屋川へと足を運んだのであった──。

ラーメン荘歴史を刻め
寝屋川店
@大阪府寝屋川市
ラーメン荘歴史を刻め寝屋川店への行き方

最寄り駅は京阪本線「寝屋川市駅」でそこから徒歩約5〜6分。
近い、はずなのに、心なしか道のりが長く感じるのはなぜだろう💦
なぜなら、この道を進んだ先には、胃袋との戦いが待っているからである。
到着は開店の1時間半前。
おや、誰もいない。
これはもしや初夢ならぬ初ポールポジション? とワクワクしていたら、50分前から人がゾロゾロと現れて、気づけば20人の列。
みんな正月からなにしてんの?(おまえもな)
駐車場

ちなみに店の前には「歴史を刻めらしさ」満載の手書き看板があり、見た瞬間に「おっ、キタキタ〜」という気持ちになる。
あの雰囲気、クセになるよね。
歴史を刻め専用の駐車場はなかったけど、近隣のコインパーキングの案内あり。
自転車は店前に何台か止まってました。
歴史を刻め寝屋川店のメニュー

【注文・支払い方法】
食券制(先払い)
★現金
★Paypay
メニューはシンプルにラーメンと汁なしの2本柱。
だが、特筆すべきはその注文方法だ。
麺の量を「洗濯ばさみ」で指定するという、なかなか見ないシステム。
白ばさみが200g、青色が100gなど、カラフルな洗濯ばさみがずらり。
小学校の図工室を思い出した。
300g以上を希望する場合は、店員さんに直接伝えて専用の札をもらう方式。
ある意味、信頼と勇気が試される儀式だ⚡
あと「悪魔丼」っていうサイドメニューも気になる。
名前からしてアレだが、刻みチャーシュー+ガリマヨ+フライドオニオンという組み合わせで、背徳感がフルコンボ。
食べたら即・地獄。
もしくは天国。
お店の内観


【席数】
カウンター12席
【店内BGM】
インディーズバンドっぽい曲
ほかJ-POP
店内に入ってまず目に入るのは、圧倒的な張り紙の数。
「ヤサイマシマシはお残し厳禁!」とか「完食するまで帰れません!」みたいな、ちょっとしたホラー映画のポスターみたいな文言が並ぶ。
でも安心してほしい。
実際はそこまで殺伐としてない。
むしろ、建物は古そうなのに店内はキレイに保たれていて清潔感がある。
座席も多めで、下新庄本店より広く感じたよ。


【卓上調味料】
こしょう、一味
厨房はお兄さんが調理、おじさんが助手という2人体制。
接客はほどよく丁寧で、張り紙のトーンとは裏腹に優しさを感じる。
ギャップ萌えってやつやな( *´艸`)
ラーメン 500g:ラーメン荘 歴史を刻め 寝屋川店


まさかのすり鉢襲来。
二郎界の逆さ富士(ではない✋)。
注文したのは、ニンニクマシマシ・脂増し・麺500gのフルコンボ。
出てきた瞬間、目を疑った。
いや、嘘。見た瞬間、笑った。
「あ、これ絶対やっちゃってるやつだ」って。
なぜなら器がすり鉢だったから。
おばあちゃんが年末に餅つきで使ってたやつ。
まさか新年にラーメンで再会するとは思わなかった。
盛りのいい野菜、テカテカの脂、そしてニンニクの香り。
五感に襲いかかってくる暴力的なビジュアル。
これを“いただきます”と言える自分を、少し褒めたい。

スープは非乳化タイプ。
つまり、乳化してない=透き通っている系……なんだけど、安心してほしい。
そんなことはどうでもよくなるぐらい、カエシ(醤油だれ)がビンビンに効いてる。
化学調味料が強めで、一口飲んだだけで「は〜これこれ!」と謎の安心感に包まれる。
さらに浮かぶ液体アブラがコクを倍増させ、もう完全に“罪の味”。
たとえるなら、ポテチを深夜に一袋まるごと食べるような背徳感。
つまり、うまい✨

目の前で巨大な平ざるを振って茹で上げられる麺は、まさにライブパフォーマンス。
そしてその麺は、平打ちで太すぎない絶妙なバランス。
むっちりとしていて、でもしっかりコシもある。
スープを吸ってもヘタらず、どこまでも“主役”としての役目を果たしてくれる。
咀嚼していると「あれ? これ筋トレかな?」と錯覚するくらいの咬みごたえ。
ごちそうさま、二の腕が筋肉痛です。

チャーシューは小ぶり。
味付けは控えめで、パサつく一歩手前の食感です。
今回はちょっと“当たり”ではなかった模様。
だが、スープに沈めて温めれば多少は復活してくる。
ジャンクな全体像の中ではむしろ、こういう素朴な一片が癒しだったりする。
まるでバトル漫画の中にいる聖人枠。


もやしはシャキッと感があり、脂との相性もバッチリ。
むしろ、もやしがあるから脂を食べていいという謎の免罪符が発動する。
完全に気のせいなのに、なぜか許される気がする。


途中で溶き卵に麺をダイブ!
濃厚なカエシが効いたスープに染まった麺が少し甘みが増してうまくなる( *´艸`)
にんにくはちょっと粗目で辛さもすくなく食べやすかったよ💡
まだまだ遠征は終わらない。
ただこの日はこれ以上はさすがにギブ(´;ω;`)
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(ラーメンなのに人生訓みたいな一杯):ラーメン荘歴史を刻め寝屋川店

はいっ!!ごちそうさまでした~~!!
味は上新庄本店とほぼ変わらず、セルフ方式も健在。
そして何より、麺量が増えても値段が同じというコスパの良さは健在。
たくさん食べる人にとって、これはもはや“義務教育”ですな。
ただし、500gは本気でしんどい(笑)
注文する前に「自分と向き合う時間」を持ちましょう。
接客は普通〜丁寧で、初めてでも安心して“歴史”を刻める。
新年にふさわしい、胃袋と記憶に残る一杯だったよ。

味 | 3.5 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 4.0 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:ラーメン荘 歴史を刻め 寝屋川店
住所:大阪府寝屋川市八坂町30−11
オープン日:2019年
Instgram:なし
X(旧Twitter):歴史を刻め 寝屋川店
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:昼11:00~ 14:00 / 夜17:00~22:00
定休日:なし
最寄駅:京阪本線「寝屋川市駅」から徒歩5-6分
電話番号:不明
駐車場:なし
支払い方法:現金・Paypay
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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