どうも!
りょう(@web59350062)です!!
春以外何してんの?ランドセル業者。
静岡県沼津市にある「家系ラーメン 沼津家」をご紹介します。
静岡東部って家系ラーメンめっちゃ密集してるって聞いてたけど、その中でも“原点寄り”ってウワサの一杯があるなんて聞いてない!!
僕が今回向かったのは、2001年の秋に産声を上げたという老舗系の店で、しかも店主さんは横浜家系の総本山「吉村家」で腕を磨いたって話じゃん?
その時点で胸の鼓動バチバチいってた。
昔の吉村家の味に近いと言われる豚骨醤油のスタイルを軸に、黒塩や和風といったアレンジ系もひっそり抱えてるあたり、“余計な枝生やさず本質だけ研ぎ上げてきました”って感じがして最高かよ!!
静岡でそんな一本気な店が息してるなんて、聞いた瞬間もう行く以外の選択肢が消えた。
「新杉田時代の吉村家の面影に近い味が、ここで味わえるらしい」なんて熱い声を見かけたからさ、そりゃ静岡グルメ界を歩いてきた身としては飛びつくでしょ。
沼津の街に脈々と受け継がれる直系イズム、それが本当に生きてるのか……確かめに、そしてぶっ刺さりに行ってきた!!!!
家系ラーメン 沼津家
@静岡県沼津市
沼津家への行き方

JR沼津駅南口から徒歩約10分で県道380号線沿い。
赤い看板の年季をまとった建物がひょいと現れる。
派手な装飾はなくて、昔ながらのラーメン店らしい素朴な佇まい。
その壁に掲げられている看板には、シンプルで真っすぐな文字で「家系ラーメン 沼津家」と書かれていて、妙に胸を掴まれた。
昔の吉村家の時代にも、きっとこういう質感の店構えがあったんだろうなと想像して、少し背筋が伸びた。
古い系譜を受け継いでいる一軒が、静岡の市街地にすっと立ってる姿って、なんかいい。
店の裏手には、6台分の駐車スペースも完備👍
沼津家のメニュー

【注文方法】
食券制(さき払い)
★現金
※味の濃さ・麺の硬さ・油の量は注文時に選択可能。
券売機の前に立った瞬間、最初に出た言葉がこれ。
「……潔っっ!!!」
主役は当然の豚骨醤油の一杯で、そこから派生するようにチャーシューを豪快に乗せたチャーシューメンや、塩の表情で輪郭を変えた黒塩ラーメン、さらには和風寄りの優しい和風ラーメンもひっそり控えてた。
麺量の増量とか、チャーシューまぶしみたいな選択肢は現金でお願いするスタイル。
余計な飾りや限定メニューをガンガン並べるタイプじゃなく、“本筋の味で勝負したい”って空気が全方向からビリビリ漏れてた。
お店の内観

【席数】
カウンター12席程度
【卓上調味料】
こしょう、酢、
にんにく、豆板醤
入った瞬間「ここ平成初期か!?」って声出た。
派手さ皆無のシンプル空間なのに、年季の温度が壁に染みてて背筋が勝手に伸びる。
店主さんが大鍋と向かい合う姿は、直系の魂継承ライブを最前列で観る感覚だった。
午後3時でも客が数組いて、淡々と食べて帰る感じがまた渋い。
無駄を削った静けさの中に芯の強さがあって、スープ炊く音そのものがBGM。
ここは間違いなく、“家系の源流がまだ息してる場所”だ。
チャーシューメン(大盛) : 家系ラーメン 沼津家

静かに迫る重厚感。
お好みは全部“普通”でオーダー。
届いた丼は派手さを排したクラシカルな佇まいで、吉村家で見た面影とは少し違う表情をしている。
丼含めて全体が“昔ながらの直系スタイル”を思わせる骨格だった。
とくに目を引いたのは、鶏油がたっぷり浮いた表面。
さらに厚めに切られたチャーシューが約5枚、どっしりと横たわっている存在感もグッとくるポイント。
盛り付け自体に派手さはないのに、妙な貫禄がある。
……5枚並ぶチャーシューの圧に、思わず姿勢正したのは僕だけじゃないはず、、、。

まず香りがズシッと来た。
豚ガラ、ゲンコツ、鶏ガラを炊いたときの動物系の厚みが鼻に当たってくる。
一口すすると見た目より塩味は穏やかで、醤油の輪郭がキッと立ちながら、豚骨の旨味が柔らかく沈んでくるタイプ。
ワイルドだけど角がない、そんな印象だった。
今日は麺の湯切りが少し甘かったのか、茹で汁っぽさが混ざった気配もあったが、厚み自体は崩れず、動物系の余韻が最後にふっと残る。
……この静かな後味、わかる人にはきっと刺さる。

酒井製麺の中太ストレート麺は、口に入れるとまず表面の柔らかさが立つ。
もちもちというより、少しだけ重みを抱えた“でろっ”とした噛み心地が特徴で、今日はとくにその印象が強い。
平打ち寄りで直系より太く感じる形状だから、スープをまとって沈み込むような絡み方をする。
僕は途中から「硬めのほうがベストだったかも」と思いながらすすっていたけれど、それも含めてこの店らしさなんだと思う。

チャーシューのカットは厚めで、噛むと釜焼きならではの香ばしさが先に立つ。
余計な脂が前に出ないぶん、赤身の旨味が素直に感じられて、燻した香りがあとからゆっくり追いかけてきた。
柔らかすぎない弾力があって、スープを含ませてからご飯と合わせると、一層おいしさが締まる。
吉村家譲りの製法らしい力のある味で、「この肉、主役張れるな…」って一瞬本気で思った。

ほうれん草はややクタッとした仕上がりで、濃いめのスープを含ませると存在感が増すタイプ。
海苔は薄めで、沈めてからご飯と合わせると香りがふっと立った。
なお、そのライスは小ぶりのサイズで200円。
硬めの炊き上がりだったけど、スープや肉をのせる前提なら、逆にちょうど良いバランス。
……結局、全部まとめて“ラーメン定食”にして遊んでいたのは僕です。
サクッと静岡を後にして、今度は一気に北陸へ💨
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(静かに芯が太い店):家系ラーメン 沼津家

ただ真正面から豚骨醤油に向き合う姿勢がまっすぐ残っていた。
昔の吉村家の空気感を、静岡の沼津という土地にそのまま根付かせたような印象で、味の芯がずっとブレない。
内観やメニューの方向性も含め、要素は全部シンプルなのに、妙に存在感がでかいのよ。
大盛りを頼んだ身としては、麺を最後まで運びきったときに「あれ? なにげに量えぐくない!?」と笑ってしまったぐらい。
沼津といえば海鮮も有名だし、街としての豊かさはいくらでもある。
でも僕はこの店に来て思った。
「海の隣に、豚骨の源流が普通に息してるって最高かよ!!」
シンプルで、骨太で、まっすぐな家系の一杯。
その重さを、沼津の空気ごと飲み込んだ気がした。
| 味 | 3.0 |
| 接客・雰囲気 | 2.5 |
| コストパフォーマンス | 3.0 |
| また行きたい度 | 2.5 |
| 総合 | 2.5 |
店舗情報
店名:家系ラーメン 沼津家
住所:静岡県沼津市平町25−8
オープン日:2001年9月
facebook:なし
Instgram:なし
X(旧Twitter):なし
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11〜22時
定休日:日曜日
最寄駅:JR東海道本線『沼津駅』より徒歩10分程度
電話番号:055-963-6336
駐車場:あり
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。

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