オレが来てるって把握してるよね?! 打ち水してる婆さんの前をチャリで通るとき。
高知県高知市にある「室戸屋ジロー」をご紹介します。
旅先でラーメンばかり追いかけていたら、ふと「カツオも食べなきゃ高知に来た意味なくない?」と天の声。
そこで、「鶏と魚」を出た僕は、“飲兵衛のテーマパーク”である「ひろめ市場」を覗いた。

空いていたので、ホテルに向かってチェックイン。
そしてひろめ市場に再訪問すると、まさかの人・人・人。
いや、テーマパーク並みの密度だった!
仕方なく帯屋町アーケードを放浪していたら、オレンジ色の看板がポッと夜空に浮かぶじゃないか――そう、ここが 室戸屋ジロー。
室戸の海と街のエネルギーをギュッと詰め込んだ店と聞けば、海鮮モード全開になるのは当然。
「今日は鰹で一杯やるぞ」という決意を胸に、暖簾をくぐった。
※今回は移転前に突撃したときの体験レポです。

室戸屋ジロー
@高知県高知市
室戸屋ジロー(移転前)への行き方

ひろめ市場から歩いて約5分。
アーケードの屋根が続く帯屋町商店街をズンズン進む!
オレンジの看板と店頭水槽が「寄ってけ」とばかりに揺れている。
路面は明るく人通り多め。
迷う要素は少ないが、賑わいに紛れて看板を見落としがちなので要注意だ。
室戸屋ジローのメニュー


「室戸屋ジローのメニュー」の主役は、もちろん海の幸。
カツオのたたきを巻き寿司にした「土佐巻き」も高知ならではの味わい✨
カツオのコロッケまであるのは高知らしいね~。
土佐湾や桂浜沖で漁獲される深海魚「メヒカリ」は焼き・唐揚げで。

他には「室戸すりみ天」、「ウツボ唐揚げ」など。
価格は大衆居酒屋ゾーンで、お財布に優しいのに選択肢が多すぎて優柔不断が爆発寸前。
結果、「え、こんなに頼んだ?」と自分にツッコミつつ、心はほくほくだ。
お店の内観

1階はカウンターでしっぽり、2階はテーブル&個室、3階はイベントもOKの大箱仕様。
木目と漁具がミックスした内装は、漁師町のガレージに迷い込んだようでワクワク。
女性ひとり客もちらほら。
スタッフさんの気さくさもあって、ソロでもグループでも肩の力が抜ける空気感だ。
実食!:室戸屋ジロー
お通し(バイ貝)

くるり、と爪楊枝を回す。
……出てこない!
焦りながらもコリコリ食感と甘辛ダレにニヤける。
キリンラガーで流し込めば、ここから先の長丁場が確定だ。
本鰹のたたき


表面パリッ、中はレア。
厚さは1cm以上で「顎が喜ぶレベルか!」とセルフツッコミ。
塩で旨みをダイレクトに味わい、途中でポン酢に浮気。
ニンニクチップのパリパリが追い打ちをかけ、無限にビールが減っていく危険皿。
チューリップ唐揚げ

関東住みには珍しいフォルム。
サクッ、ジュワッ、プリッと三段攻撃を浴びて「ウツボも頼めばよかった?」と心が揺れる。
だが後悔より満足感が勝ち、グラスを傾ける手が止まらない。
出汁巻き玉子

蒸しパン級のふわふわサイズに目が点。
箸を入れるとじゅわっと出汁が滲み、熱気で舌が嬉しい悲鳴。
マヨをちょんと付ければ甘じょっぱさ倍増、完全に“飲ませに来てる”一皿だ。
まとめ(高知の夜はカツオで決まり!):室戸屋ジロー
ラーメン遠征のサイドクエスト感覚で寄ったら、本編を食っちゃう主役級だった。
室戸屋ジロー 移転後も通いたくなる理由が、刺身の厚みと店の懐に詰まっている。
海鮮ラバーはもちろん、高知ビギナーの乾杯スポットとして推したい!
そして、今度はひろめ市場で飲み明かしたい✨

味 | 3.5 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 3.5 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:室戸屋ジロー
住所(移転後):高知県高知市はりまや町2丁目7−10 Asビル 1F
オープン日:2025年4月25日(移転日)
Instgram:
X(旧Twitter):
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:17時00分~23時00分
定休日:不定休
最寄駅:とさでん交通「蓮池町通」から徒歩2分程度
電話番号:0888555588
駐車場:なし
支払い方法:現金・クレジットカードなど
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
コメント