車の初心者マークの貼る位置でちょけるヤツ恥ずかしくない?
滋賀県草津市にある「博多とんこつ 真咲雄」をご紹介します。
滋賀遠征3日目の朝。
昨晩の大津市の居酒屋で泥酔したため、二日酔いで目覚める。
そんな絶不調の中、車で向かった先にあったのは、田園のど真ん中にデンッと構える一軒家ラーメン「真咲雄」。
これがまた本気モードすぎて笑った。
店主は長崎出身で、大阪の猛者ラーメン店「天神旗」で修行。
2009年に独立して立ち上げたのがこの店なんだとか。
ここで出すのは“発酵系呼び戻しスープ”という独自スタイル。
背脂もラードも使わず、骨そのものから旨味をぶち抜いてくる。
麺は博多の老舗から直送される極細ストレート。
小麦の香りがプシュッと弾ける瞬間は、完全に優勝です。
地元民からも「並んでも食べたい!」って言われるし、本場出身の人が「これ博多そのものやん!」って認めちゃうヤツ。
もうこれ、“骨の殿堂”よ。
僕はというと、昨夜の酒を流すようにスープをすする手が止まらなかった。
いや止まれなかった✋
博多とんこつ 真咲雄
@滋賀県草津市
博多とんこつ 真咲雄への行き方

もし最寄りの栗東駅から歩けば40分オーバー。
でも安心して、周囲は田んぼだらけで景色はのどか。
県道沿いにぽつんと現れる一軒家タイプで、近づくと鼻にズドンとくる“THE豚骨臭”。
ここでテンション上がらないラーメン好きは存在しない。
外観は木の壁にプレハブ感が少し混ざって、派手さゼロ。
でものれんをくぐる瞬間に「よく来たな」と言われてる気がするから不思議やな。
駐車場

駐車場は店の前・裏・斜め向かいに用意されてて、車勢も安心。
今回は後ろに停めたけど、ラインなどひかれてないので注意しましょ💡
問題は「車降りた瞬間から骨の匂いで前進してしまう」こと。
ここ一番気をつけたいのはブレーキ。
豚骨に吸い寄せられて突っ込むのはNG(いやマジで)。
博多とんこつ 真咲雄のメニュー


【注文方法】
オーダー制(あと払い)
★現金
★Paypay
軸はもちろん博多豚骨。
看板の「のうとん」は、関西のとんこつ系コンテストで優勝経験のある、自信作ポジション。
骨の厚みをぐっと押し出しつつ、キレもある。
対して「博多屋台とんこつ」は“軽やかな教科書”。
うま味はしっかりなのに塩味は控えめで、豚骨特有のクセが苦手な人にもスッと入る仕立て。
さらに「味噌とん」は、味噌が重ねる丸みでコクがふくらみ、後味の余韻が長い。
今日はどの気分? と悩んでいるうちに湯気で前髪がうねる。
なお、「のうとん全部ちょいのせ」が1番人気メニューらしいっす✨

替え玉は硬さ指定OKで、とうがらし練り込み麺も選べるのが面白い。
明太子を丸ごと載せたごはん、辛子高菜、自家製粉で作るというからあげなど、サイドも充実。
平日はランチセットもあって、ついつい“もう一品マジック”。
二日酔いの僕に「落ち着け」と言い聞かせるのが今日いちばんの仕事だった。
お店の内観

【席数】
カウンター10席以上
テーブル10卓以上
【店内BGM】
少し前のJ-POP
店内はコンパクトながら、木を基調にした清潔感があって、壁の装飾は博多の屋台を思わせる雰囲気づくり。
気合い入りすぎないアットホームさがちょうどいい。
テラス席もあって、天気がいい日は骨の香りを外で楽しむのもアリ。
卓上調味料

ごま、紅生姜、辛子高菜
ポッカレモン
平日の昼は働く大人が多めで、提供が早い豚骨はまさに理想のランチ兵器。
金髪のお兄さんがキビキビ動いていて、こちらの空腹まで加速するね~。
卓上には紅しょうが、辛子高菜、ごま、コショウなど味変の道具が勢ぞろい。
途中で“九州顔”に寄せていく楽しさがある。調子に乗って入れすぎると別の料理になるのでご注意を(やりがち)。
のうとん 全部ちょいのせ:博多とんこつ 真咲雄

湯気で宣戦布告。
骨、全開。
丼から立つ“THE豚骨の香り”。
この匂い、たいてい勝ち試合。
表面はトロリと白濁、乳化がしっかりで“こってり確定”の見た目。
具はチャーシュー、刻みねぎ、きくらげの潔い布陣。
余計な飾りはゼロ、決勝トーナメントの顔つきだ。
――優勝カップはレンゲ。

作りは呼び戻し。
開業から継ぎ足しで鍋を育て、骨の記憶を日々アップデートしている。
ひと口で“ド豚骨”がぶわっと広がり、わずかなザラつきとトロンとした舌触りが同時に来る。
レンゲが往復運動から高速連打に移行する。
下処理の丁寧さが香りと後味に現れていて、嫌な匂いは皆無。
脂で押し切るのではなく、素材の力で押し勝つ。
二日酔いの僕にも“するん”と入っていくのは、その証拠です✨

博多の老舗製麺所直送の超極細ストレート。
加水低めで、噛むとプツッと気持ちよく切れる。
濃厚スープをしっかり持ち上げ、小麦の香りがふっと抜ける。
最初は“カタ”、替え玉でとうがらし麺にしてギアチェンジです。

チャーシューは厚み十分。
タイプとしてはややパサ寄りだが、噛むほどに豚のうま味がにじむ。
スープをまとわせて頬張ると、ご飯の幻影が横切る。
……明太子くん、出番だよ。


メンマは長めカットが頼もしい。
入口はコリッ、すぐにやわらか。
きくらげはコリコリ、ねぎはシャキッ。
スープを吸っているので、噛むたびに豚骨が“じゅわっ”。

卓上の辛子高菜、紅しょうが、ごまを少しずつ足すと表情がぐんぐん変わる。
味変はロマン、やりすぎは事故。
ほどほどでフィニッシュだ( *´艸`)
平日ランチセット:博多とんこつ 真咲雄


ピリッとからい明太子は安定したご飯のお供。
辛子高菜と合わせても優勝ですな。
さらに濃厚なスープをご飯の上からタラり。
替え玉もいいけどやっぱライスはいいよな~(^^♪
さぁ、まだまだ西に向かいます。
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(田園で本場直結の一杯!):博多とんこつ 真咲雄

この滋賀西部あたりで本場の豚骨を真正面から味わえる店は貴重。
真咲雄の一杯は、濃厚なのに雑味を置いてこないから、気づけばレンゲが底の景色を探している。
草津市でラーメンなら、ここは候補の最前列にどうぞ。
先述の通り、アクセスは覚悟を。
徒歩は約40分で、車がないと厳しめ。
草津駅西口から近江鉄道バスや湖国バスに乗り「穴村」で降りるルートも使える。
田園に骨の香り、胃袋に歓声。
博多とんこつ 真咲雄のラーメンで、今日のテンションも呼び戻していこう^^

味 | 3.5 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
また行きたい度 | 3.5 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:博多とんこつ 真咲雄
住所:滋賀県草津市穴村町250−6
オープン日:2009年10月6日
Instgram:博多とんこつ真咲雄
X(旧Twitter):なし
HP:https://www.ramen-masao.com/
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:1100〜1445 1700〜2100
定休日:月曜夜 火曜夜
最寄駅:栗東駅から徒歩40分程度
電話番号:077-532-3476
駐車場:あり
支払い方法:現金・Paypay
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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