ケガした友達を保健室につれてくの、国内旅行並に楽しい。
高知県須崎市にある「橋本食堂」をご紹介します。
高知遠征は2日目に突入。
今日は高知市から車で1時間のところにある須崎市へ💨
赴いた理由はシンプル。
「本場の鍋焼きラーメンってどれだけアツいの?」──それを確かめたかったんです。
土鍋でグラグラ煮えたぎる一杯が名物と聞けば、ラーメン好きとしては居ても立ってもいられません。
昭和食堂系の雰囲気は取っつきやすいのか?
実際に行ってみるまで半信半疑。
そこで今回のテーマは「熱さ以上にハードルは低い?」。
ドキドキしながら土鍋フルスロットルの世界へダイブしてきましたよ〜。

橋本食堂
@高知県須崎市
橋本食堂への行き方

住宅街のど真ん中にひっそり。
JR土讃線『土佐新荘駅』から徒歩10分ほどです。
大通りから一歩奥へ入ると突然「ここか!」と現れるタイプの立地です。
お店の前にある橋本食堂の駐車場はすぐ満車。
僕もグルグル周回コースをキメました(泣)。

入り口には腰掛けイスがズラリ。
おじさんが交通整理しながら声を掛けてくれるので初心者も安心……いや、ちょっとビビるかも!?
駐車場


徒歩数分先の第2駐車場。
円教寺の樹齢500年イチョウを目印に進めば、7台分のスペースが待っています。
橋本食堂のメニュー

券売機?
ありません。
壁には「鍋焼きラーメン〈並・大・特大〉」+ご飯サイズ違い、ただそれだけ。
それか、瓶ビール540円かノンアルコールビール330円のみ。
橋本食堂のメニューと呼べるのは事実上コイツ一本。
サイズで迷うか、白メシを付けるか――選択肢はこれだけなのに、妙にワクワクするから不思議です。
古き良き専門店の自信と気合、ビシビシ感じました。
お店の内観


暖簾をくぐると、カウンター越しにエプロン姿のお母さんが3名。
高知弁の「〜ちゅう」が耳に優しく、まるで親戚の家に来たみたい。
手前にカウンター、奥は座敷。
喫茶店と食堂のハイブリッドな空気感で肩の力が抜けます。

頭上にはネギ&ちくわをセットした土鍋がズラッ。
外待ちでオーダーを聞き取る連携プレイも小気味いい!
地元ナンバーに混じって愛媛や徳島の車も見かけ、人気の高さを実感しました。
女性ひとりでも全然浮かない温かさ、これ大事。
なべ焼きラーメン:橋本食堂

熱波警報発令!
土鍋がグツグツ音を立てながら着丼。
「玉子ドボン!」の瞬間を目の当たりにし、思わず拍手しそうに。
湯気が視界を奪い、鼻には醤油と鶏ガラの香りが直撃。
土鍋のフチからは小さな気泡が際限なく立ち上り、レンゲを入れた瞬間に「ジュワッ」と音が跳ね返る。
……この迫力、写真より実物が100倍ヤバい。心の準備、必須ですぞ。

雰囲気はまるで“鍋焼きうどん”――でも甘めの醤油タレに親鳥&鶏ガラのエキスがガツンと来るから侮れない。
レンゲを沈めれば、澄んだ黄金色の液体がチュルン。
表面には親鳥由来の鶏油(チー油)が薄くベールを張り、見た目からしてコクが予想される。
口に運ぶと、まず鶏油の香ばしさがふわり。
そのあと醤油の優しい甘みが追いかけ、ラストに骨太な旨みがドカン!
なのに後味は驚くほどスッキリ。
そして何より熱い。
最後の一滴まで温度が落ちないから「いや、猫舌民に試練すぎんか!?」と自分ツッコミ。
けれどゴクゴク止まらない――これぞ土鍋マジック。

中細の乾麺風ストレート。
最初はややゴワッと。
でも1〜2分でなじみ、程よく弾む食感に変わるんです。
鋭角ざるでサッと上げるお母さんの腕、恐るべし。
すすればすすっただけで舌が鍛えられる温度設定……修行かよ!

親鳥がムッチリ歯ごたえ。
細かく刻まれているのに量は意外とドッサリで、レンゲを掘ればまだ出てくるトレジャーハント状態。
噛むほど旨みがにじみ出て、箸が止まらん!

輪切りちくわがほっこり浮かび、ネギは熱波でクタ甘仕上げ。
派手さゼロなのに、存在感はMAX。

提供直前に土鍋中央に落とされた生卵は着席と同時に沈め推奨と聞き、素直に潜水させました。
終盤で半熟とろ〜り。
残ったスープをかけて即席玉子丼を作れば、大勝利。
たくあん&しば漬けコンビで無限に米が進むとはこのこと。
せっかく須崎市に来たからもう1杯!!
本日も最後までおいしくいただきました!!!
まとめ(土鍋エンタメ、ここに極まる):橋本食堂

はいっ!!ごちそうさまでした~~!!
安い、シンプル、でも満足度は大花火。
土鍋一丁でここまでワクワクさせる橋本食堂のラーメンは、並んででも体験すべし!
次はサイズアップ?
いや待て、ご飯大盛りも捨てがたい……胃袋と相談して再戦決定です。🎉

味 | 3.5 |
接客・雰囲気 | 3.5 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
また行きたい度 | 3.5 |
総合 | 3.5 |
店舗情報
店名:橋本食堂
住所:高知県須崎市横町4−19
オープン日:1972年
Instgram:なし
X(旧Twitter):なし
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11:00-14:00
定休日:火・日・祝日
最寄駅:JR土讃線『土佐新荘駅』から徒歩10分
電話番号:0889-42-2201
駐車場:あり
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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