お前はその場にいないんだから普通にしゃべれよ、小声のゴルフ実況。
山梨県甲府市にある「MENYA OKIBI(メンヤオキビ)」をご紹介します。
「ラーメンで気分を整える」って、ありだと思う。
最初は半信半疑だったけど、カップのコーヒーみたいに肩の力が抜ける一杯がある。
え、そんな都合よく? …と思ったら、ほんとにあったのが MENYA OKIBI。
甲府市徳行の「ウェルネスゾーン」で2024年11月22日にオープン。
ロゴや外観までスッと整っていて、明るいカフェのような雰囲気が持ち味だ。
女性一人でも入りやすい空間づくりがコンセプト。
主役は鶏らぁ麺と昆布水つけ麺の二本柱で、どちらも塩/醤油から選べる設計。
ふだんは二郎系か家系しか食べない僕ですが、「SNSでやけにリピートされてる!」という噂をキャッチ。
これは行かないわけにはいかない!と、ついに1か月越しで突撃してきました。
カフェのような内観と、鶏塩らぁ麺の“見た目の美しさ”に驚かされ、思わず昆布水つけ麺を追加注文することになろうとは、このときは夢にも思わなかった(笑)。
MENYA OKIBI
(メンヤオキビ)
@山梨県甲府市
MENYA OKIBI(メンヤオキビ)への行き方

甲府市のウェルネスゾーン内にMENYA OBIKIがあります。
最寄りは一応JR身延線「国母駅」で徒歩40分。
開店20分前に到着して、駐車場にはすでに車が停まってる!と思いきや、OKIBIさんの隣はチョコザップだった💦
看板がシンプルなので、初見だとちょっと見落としがちかもしれません。
僕も最初は「ここがラーメン店?カフェじゃね???」と若干戸惑いつつ、ドキドキしながら待つことに☕

気がつけば開店時には6組もの待ち客が並ぶ人気ぶり!
外待ち用の椅子があれば嬉しかったところですが、甲府の日差しがポカポカだったので、これはこれでオッケーでした。
MENYA OKIBI(メンヤオキビ)のメニュー


【注文・支払い方法】
食券制(先払い)
★現金
時間通りにオープンし、入ってすぐに券売機があります。
前情報どおりの鶏醤油らぁ麺・鶏塩らぁ麺・昆布水つけ麺(醤油・塩)のラインナップ。
味玉・チャーシューが追加される特製トッピングもあるけど、他の追加トッピングも充実していますね。
店員さんから「塩がイチオシですよ」と自信満々にオススメされたら、もう塩ラーメン一択でしょ!
しかも「特製」の文字が見えたら、気付けば自然とそのボタンにタッチしてしまうのはラーメン好きの性分。
お店の内観


【席数】
カウンター5席
2人掛けテーブル2卓
8人掛けテーブル1卓
【店内BGM】
洋楽
カウンター近くにはサボテンが飾られ、天井から吊るされたオシャレな電球。
コンクリート打ちっ放しの壁と落ち着いたBGMが相まって、まるでスタイリッシュなカフェのよう。
なんともやさしい空間ね。
席に案内してくれた店員さんは、白シャツに茶色のエプロン姿という爽やかな出で立ちで、「こちらのお席でいかがでしょうか?」と丁寧に誘導してくれます。
厨房では黒キャップを被った店主さんが来るお客さんへの挨拶をしつつ丁寧にラーメンを仕上げていて、プロフェッショナル感がビシバシ伝わってきます。
卓上調味料


・藻塩
・黒七味
・白コショウ
この雰囲気といい、この各素材の説明、そしてMENYA OKIBIという店名。
どこか都内のお店で修行されたのかもしれませんね^^
それにしてもこだわりが感じられまんな~。
特製鶏塩らぁ麺:MENYA OKIBI(メンヤオキビ)

マジで秀逸。
心奪われる。
注文から8分ほどで到着。
特製で追加された2種のチャーシュー+味玉トッピングの盛り付けが非常にキレイね。
真っ白い器がまたビジュアルを映えさせているから、SNSにアップしたら「いいね!」が飛んできそうな予感。
カフェっぽい店内で撮影すると、おしゃれ度がグーンとアップよ。
透明感のあるスープも食欲そそる♪

まずレンゲをひと口…。
うおっ、はまぐりの甘みがフワッと広がる!
塩味はやや強めだけど、鶏の旨みがしっかり融合しているから、しょっぱさだけが立っているわけではありません。
さらに調味油がしっかり浮いていて、重厚感もプラス。
あっさり塩ラーメンを想像していたら、まさかのコク深い仕上がりにビックリ。
まるで丼の中で鶏とはまぐりがタッグを組んでいるかのような絶妙バランス(^^)/

麺は低加水の中細ストレートで、見た目にはほんのり透き通るような白さ。
箸で持ち上げると軽やかにリフトアップし、そのままスープをしっかりまとってくれます。
ツルッとした舌触りとほどよいコシがあり、すすり始めると止まらなくなるヤツ✨
二郎系・家系のような太麺ゴリ押し派のオイラだけど、これはこれで「お上品なおいしさもアリじゃん!」って思わされる!


特製には鶏と豚のチャーシューがダブルで入っていて、まず鶏チャーシューは胸肉なのにしっとり。
そして塩コショウが効いています。
「胸肉=パサパサ」なんて先入観を吹き飛ばすジューシーさ!
そして豚は肩ロースなのか、赤身と脂身がいいバランスで、弾力がある歯ごたえ。
鶏のさっぱり感と豚の濃厚感が合わさり、これはもう二刀流、オオタニサーン!!!

黄身の中央がトロリと流れるギリギリの火入れで、色は濃いオレンジ。
しかも黄身がねっとりとしていて、スープや麺との相性抜群です。
塩ラーメンの繊細な味わいを邪魔しないけど、しっかり旨味を主張しとるバランスの凄さよ( ゚Д゚)


極太のメンマは、味がほんのり甘めにしみ込んでいて、コリッとした歯ごたえがクセになる食感。
これだけでも酒のアテになりそう。
そして細長くカットされた白ネギは、シャキッとした爽快感とほんのり苦味がスープの塩味をさらに引き立て、箸休めとしても大活躍してくれる。
麺大盛りでもよかった💦
昆布水つけ麺 醤油 (大盛):MENYA OKIBI(メンヤオキビ)

「鶏塩らぁ麺」を満喫したあと、僕は無意識に店の出入り口に向かってました。
帰るわけじゃありません。
出入り口にある食券機の前に立ち、 「昆布水つけ麺 醤油(大盛)」のボタンを押していたのは我ながら怖い(笑)
先ほどの鶏塩らぁ麺同様、麺線がキレイに整えられたスタイリッシュな盛り付けが印象的。
しかも、デフォルトでチャーシューが2種(鶏&豚)盛られているのは嬉しいポイントですな。
麺の上にはレモンやカイワレ、メンマが彩りよくトッピング。
木のトレイに乗った状態はまるでカフェ飯のような映え感。
食べる前から「これ、絶対美味いやつだ…」と確信してしまうほどの完成度です。

つけダレは醤油の主張がしっかりと立っていて、塩味もバッチリ効いています。
まるで醤油と調味油がガツンと攻めてくる。
ネギはざっくり大きめにカットされていて、そのシャキシャキ食感と風味が絶妙なアクセントに。
淡白に見えてガツンとパンチを感じられるつけダレです。


麺は平打ちで、表面に全粒粉らしき粒が入っており、小麦の香りがふわっと鼻をくすぐる。
口に運ぶと昆布水特有のニュルニュルっとした触感がありつつ、冷水でしっかり〆られているからコシも抜群。
よくある「つけダレにつけると柔らかくなりすぎる」というパターンがありません。
最後のひと口まで歯ごたえと風味をキープしてくれます。
この平打ち麺のモチモチ感とキレイな麺線にはグッときましたね。
途中でキュッと絞れば、爽やかな酸味と香りが加わって、ガッツリ目の醤油つけダレが一気に軽やかな印象に変わります。
卵黄乗せ焼豚飯:MENYA OKIBI(メンヤオキビ)

外のメニュー表を見た時からずっと気になっていたサイドメニュー。
短冊切りされた豚チャーシューに卵黄乗せ、ブラックペッパーがかかっているのかな。

肩ロースのような食感のチャーシューは予想以上にしっとりとした味わい。
強めの炭火の香りとほどよい塩味のタレに柔らかなお肉がまた美味いね。
ライスは若干硬めで、黄身はトロトロでこの肉と合わないわけないじゃないの。
小ぶりな丼を思わずかきこんでしまう美味さ!
来たな、山梨の新星。
本日も最後までおいしくいただきました!!!
<R7 10月18日更新> 特製鶏塩らぁ麵 大盛り:MENYA OKIBI(メンヤオキビ)

同じウェルネスゾーンの焼きとん店から“こっちで塩いこう”とハシゴして正解。
この日、店主不在で女性スタッフだけの切り盛り。
お客さんも女性グループが多めで、思わず小声になった僕。
「神様、僕は場違いですか?」――いや、ラーメンが呼んでるから大丈夫。

スープははまぐりの上品な旨みが波のように広がり、その上を鶏油のコクがスーッと滑る。
塩はややシャープめだけど、鶏の出汁が丸く包むからトゲなし。
中細のストレート麺は低加水らしいハリがあって、噛むと「プツッ」と気持ちよく切れる。
すすり始めはつるり、後半は出汁をまとってするする加速。
〆にも十分にあうウマウマな一杯でした✨
まとめ(澄んでるのに満たされる):MENYA OKIBI(めんやおきび)

正直、「新店だし様子見でしょ」くらいに思っていた僕ですが、その完成度の高さに舌を巻きました。
店内はスタイリッシュなのに居心地が良く、まるでカフェのようなオシャレ空間。
デートや友人との食事にもぴったりね。
このレベルの塩ラーメンは初めてかもな~。
皆さんは、はまぐり×鶏の組み合わせ、気になりませんか?
あくまで個人的印象ですが、都心にある人気店をモチーフにしているようで、山梨では真新しいコンセプトですね。
これから期間限定商品だったり、さらにオリジナリティのある1杯も楽しみですな(^^)/
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味 | 4 |
接客・雰囲気 | 4.5 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
また行きたい度 | 3 |
総合 | 3.5 |
リンク集
店舗情報
店名:MENYA OKIBI(メンヤオキビ)
住所:山梨県甲府市徳行2丁目8−15 ウェルネスゾーン A14
オープン日:2024年11月22日
Instgram:MENYA OKIBI 【甲府ラーメン 山梨グルメ】
X(旧Twitter):なし
HP:なし
(名前をクリックすれば各サイトに移動できます)
営業時間:11:00〜15:00 17:00〜21:00
定休日:水曜日
最寄駅:JR身延線「国母駅」から徒歩40分程度
電話番号:不明
駐車場:あり
支払い方法:現金
※変更となる場合もあります。訪問時は事前に確認ください。
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